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Date:  Fri, 07 Sep 2001 11:58:48 +0900
From:  Mikio Funahashi <funahashi@....jp>
Subject:  [XP-jp:02523] Re: Metaphor
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200109070258.AA01000@....jp>
In-Reply-To:  <20010907101542.3306.ANC04864@....COM>
References:  <20010907101542.3306.ANC04864@....COM>
X-Mail-Count: 02523

船橋@NSIです。
>
>>しかしながら、XPのグル達が考えるメタファーの使い方はなんであるか
>>は、具体的には良く分からないので、みなさん議論していると思います。
>

エプ入門本のメタファの所を読み返してみました。

すると、「メタファだけで開発を始める事は恐らく出来ない」として条件
を付けています。
・テーストやコードから具体的フィードバックが得られる
・顧客がメタファを使って話を出来る
・メタファが示す意味を理解する事。その為にリファクタリングを通して洗練する。

また、別の部分では「メタファが成熟すると、チーム全体は比喩を調べて新
しい発想を選られる」

つまり、メタファは(単純に得られる場合もあるが)テストや実装を通して
成熟させていく必要があるという事だと思います。
(そうしないと西田さんが指摘されているような危険がある。)

>この本を読んだときには、XPのグル達は、パターンランゲージの提唱者
>でもあるので、メタファーが核となってランゲージを作っていくのかなと
>も思ったのでした。

XPにおけるメタファは「アーキテクチャ」と同じだともかいてありますね。
ある意味、良く出来たパターンの名前やウィンドウシステムの Window など
は十分に成熟したメタファの形(=アーキテクチャ)と捉えても良いのかも
しれません。

# ちょっと自信が無いですけど。。

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