西田です
省略
> 開発<->開発の間のコミニケーションにおいても(1)と同じようなメタファーがあっ
> てもいいのでは?(というかあるべきでは?)と思ってしまいました.
> 特にペアプロなんかの最中は便利そうな気がします...
[XP-jp:02511] を読んでもらっていれば、私が
開発<->開発の間のコミニケーションにおけるメタファーなるものを
否定していない事は分かってもらえたと思います。(ですよね?)
使い方に注意が必要ですよね。と主張しているつもりです。
[XP-jp:02511] では、顧客<->開発者の点に絞って話を展開したつもりですが、
開発者<->開発者でも注意が必要ですよね。
なんで、メタファー使用時に注意が必要だよね。と主張するかと言うと、
私の飲み友達(オブジェクト指向の師匠)から、XPも知らない時に
「アンカーリング」の話を聞いた時に理解した内容からです。
正確じゃないかも知れませんが、以下のような感じです。(多分、認知学とかの用語
なのでは?と思います)
人と人が共通の認識を持つためには、「先験的知識」、「アンカーリング」に注意が
必要。
「先験的知識」
共通の認識を形どる概念。
ある事柄に対してどんなに色々な記述を尽くしても、中核をなす概念を共有できてい
ないと、記述からは理解できない。
「アンカーリング」
相互理解には、先験的知識が必須だが、それが相互に共有できているかは保証されな
い。
人は、直前の事柄や、自分に都合の良い方向に理解がすすみやすい。
・上記の先験的知識が、メタファーに近い(はず)で有用。
・上記のアンカーリングが、でも、使う時に注意が必要。
と考えます。
アンカーリングにより、誤解している状態が発生する。
(うまく、伝わるかな?)
上記の話に対する例もありますが、長くなりそうなので、とりあえずやめておきます。
> > ただ、XPを実践しメタファーなるものを使った経験がないのでなんとも言えない
ので
> > す。
> > みなさんどう思われますか?
> 私もXPを実践したことないので,経験者の生の声が聞いてみたいですね.^^;
私も聞いてみたいです。
多分、平鍋さん達が行っていた、XP実践のプロジェクトなどで、自分達は意識してい
なかったとしても、使ってたのでは?と思うのですが。
一般性は低いけど、各開発者間のコミュニケーションで良く使われてた、言葉、単語
、などが。(きっと)
(もちろん、顧客<->開発者間でも)
どうです?(と具体的に振ってみたりして....)
以上
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NK-EXA CORPORATION
Nishida Takashi
e-mail:nishida@....jp
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