Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Thu, 26 Jul 2001 01:05:50 +0900
From:  Hiroyuki Shimada <shimaden@....jp>
Subject:  [XP-jp:02256] JUnit: Java World 9 月号
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20010726005121.1353.SHIMADEN@....jp>
X-Mail-Count: 02256

 こんにちは。島田です。

 「Java World」9 月号に、JUnit についてかなり詳しく書かれていますね。
JBuilder に組み込む方法まで紹介されています。いまのところ、あまり Java 
はいじっていないのですが、思わず買ってしまいました。
 あたりまえですが、XP についても触れられていて、理解が深まる感じがしま
した。
 特に、リファクタリングとテストとの関係、つまりしっかりしたテストが用意
されていればリファクタリングも怖くない、っていうあたりが面白かったです。

 会社に、もう仕様変更をしなくてもいいくらい枯れた VB のライブラリがあり、
でもコードを読んでみるとまだリファクタリングの余地があります(ロジックと 
UI と DB アクセスと COM アクセスが一枚岩のように動作している関数群)。
 これを C++ に移植して DLL 化するという計画があがりました。ただし、関数
のシグニチャは変えちゃだめ、変えたくない、バグが入り込むのが嫌だから、と
いうのが多くの意見でした。VB 特有のコンポーネントを引数にしているものが
あったりと、そのままでは C++ で DLL にできません。
 XP に従い、しっかりしたテストを書けば、安いコストでリファクタリングで
きると思うのですが、そういうことは知られていないようです。VBUnit に限ら
ず、テスト・コードというものも書かれていません。
 テスト・コードを書いて、いつもプロジェクトといっしょに使えるようにして
おくことがとても有用で、そうしてあればリファクタリングも恐れることはない
んだよということを説得するのにいい方法ってありますでしょうか。

 よろしくお願いします。


----------------------------------------------------------------------
Mail: shimaden@....jp
Home Page: http://www.din.or.jp/~shimaden/
島田博幸
Hiroyuki Shimada
----------------------------------------------------------------------