<001b01c114a7$e418a980$3e3b6c0a@handava50j> の、
"[XP-jp:02250] Re: 工数見積" において、
""Tuyoshi Ushio" <t-ushio@....com>"さんは書きました:
ひがです。
> 牛尾です。
>
> 見積りは難しいですね。
> 私の見解では
> 開発を2つに区切ります
> 最初の開発を予備イテレーションと呼んで
> それ以降を本番イテレーションと呼んでいます。
>
> 以前に似たシステムを開発したことがあれば明日の天気の考えで、
> 以前計測したPJのスピードである程度の見積りをします。
> そうでなければ、予備イテレーションで、業務を開発していく過程で
> 測定します。
> で、予備イテレーションが終わったときに見積りを出します。
> もちろん、仕様は決まっていないので、ストーリ(ユースケース)から
> 明日の天気を用いて見積もるのですが、全部でているわけではないので
> これぐらい膨らむだろうという経験則を用いて+アルファをつけて
> 見積り、この予算とENDでこのPJの一次をこれだけのストーリの分を
> やるようにコントロールしましょう。という形で話をしたりします。
> 無論客先との合意が必要です。
>
> できればXPのような契約形態をまず薦めるのがまず最初ですが
> 私は代替案はこう考えています。
>
> 他にいいアイデアがあればぜひお聞かせねがいたいですね ;-p
> ここは私もなやんでいるところです。
>
うちのやりかたはこうです。
方向づけフェーズで、ユースケースを洗い出す。
3割程度は、漏れがあることを見越し、
えいやで荒い工数見積を提出。
顧客にも、精緻な見積もりはこの後でする旨を
理解してもらう。
推敲フェーズで、重要あるいはリスクの高いユースケースを
実装し、ベースとなるアーキテクチャを固める。
残されたユースケースの難易度は高くないので、
過去の経験から工数を見積もる。
この段階で、精緻(?)な見積を提出。
"なんだよ、RUPじゃん"といわれそうですが、
対顧はRUP、内部開発はXPというのが、
現実的な落しどころではないでしょうか。
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Yasuo Higa <higa@....jp>
INFORMATION SERVICES INTERNATIONAL-DENTSU,LTD.