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Date:  Wed, 25 Jul 2001 10:19:45 +0900
From:  "Tuyoshi Ushio" <t-ushio@....com>
Subject:  [XP-jp:02250] Re: 工数見積
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <001b01c114a7$e418a980$3e3b6c0a@handava50j>
References:  <9C966E514E56D511A67200B0D0217B4E382F95@....jp>
X-Mail-Count: 02250

牛尾です。

> 想像してますが、基幹系なんかだと仕様を大部分決めちゃって、それで
> 見積って予算取ってっていう方向でしか動けないような気がします。
> で、やっぱり、柔軟に顧客要求に応えられないというツボにはまっちゃうんです
ね。
> 全体予算が欲しいお客様とXPの計画ゲームというプラクティスは
> どうやったら相容れることができるのでしょうか?
> お客様にXPを理解してもらう、というのはナシで(現実的ではないと
> 思うので)、いい知恵ないでしょうか?

見積りは難しいですね。
私の見解では
開発を2つに区切ります
最初の開発を予備イテレーションと呼んで
それ以降を本番イテレーションと呼んでいます。

以前に似たシステムを開発したことがあれば明日の天気の考えで、
以前計測したPJのスピードである程度の見積りをします。
 そうでなければ、予備イテレーションで、業務を開発していく過程で
測定します。
 で、予備イテレーションが終わったときに見積りを出します。
もちろん、仕様は決まっていないので、ストーリ(ユースケース)から
明日の天気を用いて見積もるのですが、全部でているわけではないので
これぐらい膨らむだろうという経験則を用いて+アルファをつけて
見積り、この予算とENDでこのPJの一次をこれだけのストーリの分を
やるようにコントロールしましょう。という形で話をしたりします。
 無論客先との合意が必要です。

できればXPのような契約形態をまず薦めるのがまず最初ですが
私は代替案はこう考えています。

他にいいアイデアがあればぜひお聞かせねがいたいですね ;-p
ここは私もなやんでいるところです。