川崎です。
2001/07/20 03:13:52 +0900にあまの <amapyon@....jp>さんに頂いた
「[XP-jp:02236] Re: IT Pro の記事」への返事です。
amapyon>> 私はそんなに年輩ではないと思っているのですが(^^;、ホストやワークステーションによる
amapyon>> 開発をしていた頃は、マシンが一人1台というのではなく、マシン室で何人かが
amapyon>> 一つの画面を見ながら、コーディングやコードチェックなんかをしていました。
amapyon>> その後開発環境が替わり、アメリカ的なパーティションによる隔離状態となり、徒弟制度と
amapyon>> いうのが少なくなってきた気がします。隣の人とのコミュニケーションもメールという
amapyon>> 感じ。XPは昔のやり方を洗練して、新しい概念となったもののような気がします。
amapyon>> やはりFace To Faceのコミュニケーションが重要だということですね。
amapyon>
amapyon>この「アメリカ的」になったとき、品質とか生産性などは向上したのでしょうか?
amapyon>またはどんな背景で「アメリカ的」になったのでしょうか?
開発作業というのは創造的なものであるため、電話や雑音などが入らない状態でやる法が
効率がいいという考えで出てきたような気がします。
スキルのある人は集中できるので、効率が良かった気がしますが、まわりに壁があるため、
チームやメンバーとしてのFACE to FACEのコミュニケーションが減ってきて、仕様の連絡
不足にとる問題が発生してきたことを記憶してます。
amapyon>世の中、分散と集中を繰り返しているように思っているのですが、その時点では
amapyon>最適解を求めたため(実はベンダーの策略?)に、このような状態になっていると
amapyon>思っています。
そうですね。グループウェアなども出てきて、分散開発も流行りました。XPもそうですが、
可能ならば、一個所に集まって開発した方が効率がいいですね。
amapyon>XPの「変化ヲ抱擁セヨ」「コミュニケーション重視」というのは現在の、
amapyon>短納期開発案件にマッチした方法だと思いますが、なぜに当時はコミュニケーションが
amapyon>取りにくい状況にしようとしたのか気になったもので。
個人の尊重というのがあったのかな?
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川崎 寿之(Toshiyuki KAWASAKI) E-Mail:kawasaki@....jp