川崎@NECです。
2001/07/19 12:27:38 +0900にHideto ISHIBASHI <hideto-i@....jp>さんに頂いた
「[XP-jp:02234] RE: IT Pro の記事」への返事です。
hideto-i>石橋秀仁と申します。
hideto-i>
hideto-i>> > XP的なアプローチでエンジニアのスキル・アップを図れないか
hideto-i>> > http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20010718/1/
hideto-i>> >
hideto-i>> > ペアプログラミングをベースとした共同作業をXPモデルとして
hideto-i>> > 書かれていますが、これを読んで、XPモデルとOJTとの違いを
hideto-i>> > 考えてみたいなと感じました。
hideto-i>>
hideto-i>> 記事を読みました。
hideto-i>> 下から3つめのコメントにあるように「ちょっと違うんじゃないかな?」と
hideto-i>> 思いました。
hideto-i>
hideto-i>私も違和感を持ちました。この記者の方は、ちょっとXPを間違えて理解し
hideto-i>ているのではないかな?と。
hideto-i>
hideto-i>OJTや教育という文脈でペアプログラミングを語るというのは
hideto-i>わかりますが、それはXPモデルというより昔から徒弟制度と
hideto-i>呼ばれているものそのものなのではないかと思います。
レビューによる教育と同じで、ペアプログラミングによるOJTは波及効果のひとつで、
本質は一人の頭脳より二人の頭脳で考えた方が品質のいいものができるということだと
思います。
私はそんなに年輩ではないと思っているのですが(^^;、ホストやワークステーションによる
開発をしていた頃は、マシンが一人1台というのではなく、マシン室で何人かが
一つの画面を見ながら、コーディングやコードチェックなんかをしていました。
その後開発環境が替わり、アメリカ的なパーティションによる隔離状態となり、徒弟制度と
いうのが少なくなってきた気がします。隣の人とのコミュニケーションもメールという
感じ。XPは昔のやり方を洗練して、新しい概念となったもののような気がします。
やはりFace To Faceのコミュニケーションが重要だということですね。
-----------------------------------------------------------------------------
川崎 寿之(Toshiyuki KAWASAKI) E-Mail:kawasaki@....jp