こんにちは、沖田です。
> あまぴょんと申します。
>
> Ryuichi Danno wrote:
>
> > 大規模システム開発には大人数が必要である、という仮定が誤りなのでは
> > と思います。
> >
> > 大人数でシステムを作っているように見えて、実は本当に開発を進めている
> > 人はほんの一握り、というプロジェクトは少なくないですし。
>
> 御意です。
>
> > XP的アプローチから言えば、規模の大きさに比例して開発に携わる人数が
> > 増えることはなくて、適正人数(把握できる人数)を先に考慮してから、
> > システムを段階を踏んで開発していく方向に行くのではないでしょうか。
>
> 納期厳守で、リソース不足のときどうするんですかね。
> リリース時に100%の機能が使われることはないから、優先順位つけて
> 片付けていくしかないのかな。
> それでもリソース不足のときは・・・コミュニケーション可能なグループに
> うまく仕事が割り当たるようにしていけばなんとかなるかな。
>
> 自分は、大規模(何を持って大規模とするかは分かりませんが・・・)システムの
> 開発に関わったことがないので、いまいちイメージがつかみきれないです。
一応、大規模かな?という開発に関わっています。
XPを採用しておらず、中期的に見れば段階開発、短期的にはウォータフォールな
ので参考にはなりませんが、工数投入のケースが多いように思います。
予算をオーバーしてでも工数投入か、一部機能を次回まで先延ばしかは、開発
する製品の性質によって変わってくると思います。
>
> 記憶では、大型プロジェクトの8割は失敗すると聞いたのですが、最近は
> どうなんでしょう。
>
わたしも、よく翻訳されたソフトウェア工学関係の本を読むと大型プロジェクト
の8割は失敗するという記述を見ますが、どうも日本の基準とは違うようです。
あちらのプロジェクト成功/失敗の基準
(1)予算、納期、品質(欠陥)は当然ながら計画の範囲。
(2)さらに、開発したソフトウェアを用いて、期待通りの成果を上げている。
ということらしいので、この基準でいくと、身の回りのプロジェクトでも失敗の
確立が高くなりそうですね。
XPに戻ると、(2)にはXPが効果的ですね。
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横河電機(株) シスPAS技術2部
沖田直幸 (Naoyuki_Okita@....jp)
TEL 0422-52-5714 内線 25668
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