はじめまして、みやたと申します。
> 山田@メタボリックスです。
>
> 最近NHKでしつこくやっているので、ご存知の方も多いと思いますが...
>
> 今までトヨタ系列でカンバンなどのプロセス改善の取り組みをしていた人が、
> 今独立コンサルタントとして、大量生産指向のカンバンとは異なる取り組みを
> しているという番組です。
この番組は見ました。非常に面白く感じました。
> 目的は多品種少量生産で、そのプラクティスの中に「屋台」と「からくり」と
> いうものがあるそうです。
> (名前の付け方がうまい)
>
> 屋台というのは、今までラインで分業で作ってきたものを、一人で
> 屋台のようなワークスペースで最初から最後まで組み立てるというものです。
> そして最後には製品にその人のサインまでつけるという...
> 生産性もラインよりも高く(ラインはボトルネックを引き起こす)
> 作業者のモチベーションも高く
> 別の製品への切り替えもラインに較べて非常に素早いのだそうです。
からくりの方はともかく、屋台生産の方なのですが、私には非常にXP
的な考え方だなと思いました。人を機械と見るのではなく、人を人とし
て見ている様にも感じます。
で、XPと比較して似てるなと思ったのが単能工と多能工です。従来の
ベルトコンベア式の製造→従来の開発技法
屋台生産方式 →XP
と見立てた時に、これからの技術者にも求められるのが単能工としての
能力(コ〜ディング)だけではなく、多能工としての能力(分析・設計と
言うか真のプログラマ)なんだなと思いました。
まあ、いまさらと言われるかもしれませんが。