あまぴょんです。
Hirohide Yazaki wrote:
> おお、あまぴょんさん、またしてもこの時刻ですか。。。
時差の関係ですかね・・・
# 横浜在住ですが・・・
>> サイクルの中にある「遅れ」が原因でよからぬことが起きるので、それを
>> 取り除こうとする活動がXPの中心のような気がします。
>
>
> これ、いいですね。「遅れ」が原因で、よからぬことが起きる、、というフレーズ。
> 「遅れ」こそ、諸悪の根源ってわけですね。
はい。
実はこの考えは、ピーター・M・センゲ著、守部信之訳「最強組織の法則」が
出典です。
この本の中に「ビール・ゲーム」というシミュレーションがありまして、
そこのところを読むと、この「遅れ」を実感できます。
> 慎重にして「遅れ」るよりは、ちょっとそそっかしいけれど「早く」やる、くらいの
> ほうが、エントロピーがたまらない(エントロピーを小出しに解消する)ので、よ
> い、
> と考えます。どうでしょう?
はい。
XP本の、車の運転のメタファと同じですね。
慣れた運転者は、小刻みにハンドルを操作するってやつです。
余談ですが、F1カーのハンドルに遊びが多かったら・・・死人がたくさんで
そうです。かといって、普通車のハンドルに遊びが少なすぎたら・・・それ
はそれで死人がでそうです。
トレードオフの問題ですね。
この「そそっかしいけど早くやる」というのは、やはり技術が追いついて
来たからの賜物ですね。
私も、初めて読んだコンピュータの専門書は「こんにちわマイコン」という
年なのですが、
#カバーの裏で、キーボード打つ練習してました・・・
そのような昔?は、机上デバッグのほうがコストが安かったろうと思います。
#当時は、ノートにプログラムを書いて、友人の家で動かしていました。
私はコンパイラが見つけてくれるバグは、コンパイラに任せるというスタンス
で開発しています。
ちょっと直して、コンパイル&テストの繰り返しです。
これって、1行直したらコンパイルにすごい時間かかっていたら、脳みその中で
構築した思想が、その間に吹っ飛んでしまいますよね。
そういう意味で、XPする環境が整ってきたんでしょうね。
今年の頭に休刊になったb○tという雑誌の巻頭言みたいので、「最近の若者は
せっかちすぎる。いつも慌しくコンパイルしている。コンパイラに通す前に
腰を落ち着けて机上デバッグをしましょう」みたいなことが書かれていた記憶
があります。
世代間のギャップを感じてしまいました。
>> オンサイトカスタマー
>> カスタマーとコミュニケーションが密ならば、開発側の「ここはこう思って
>> いるはずだ」という勝手な憶測で行動し、無駄な作業をしてしまうというこ
>> とを無くすことができるでしょう。
>
>
> あるいは、来週会うまで、この点については保留としておこう、、、、というの
> をなくすことができるでしょう。
早速、今日の打ち合わせで同じ事をしてしまいました。
「持ち帰り主義から現場主義」という自ら課した課題を破ってしまった。
反省。
>> # 苦しい解釈だ・・・
>
>
> いえいえ、私は、素晴らしい、的を射た解釈だと思います。
矢崎さんにそう言ってもらえると光栄です。