長谷川@テクノポートです。
----- Original Message -----
From: "Yasuo Higa" <higa@....jp>
Sent: Monday, July 02, 2001 6:34 PM
> > 「私にとって、プロジェクトが成功することが大事であり、
> > 完全なXPを実行することにはこだわってません」と考えられている方も、
> > ずいぶんいらっしゃると思います。
> > ただ、そうすると「XPのやり方」を選択することによって、
> > 「プロジェクトが成功する」かをどのように判断されているんでしょうか?
>
> 顧客にとって価値のあるものを提供できたこと。
そうですね、XPでは顧客に対する特別なカップリングが行われていますね。
この辺りは、XPを特徴付けるもののひとつですね。
#でも、RUPでもこの辺りは確か...。
> > また、別にXPでなくともよかったのでしょうか?
>
> 別にXPでなくても良かったのですが、私の目には、
> XPでプロジェクトを進めることが最もうまく行くように
> 思えました。
直感ですね。
私の場合も、XPにひきつけられる核となっているのは、
やはり直感です。
> > 何が、XPの選択材料となっているんでしょうか?
>
> 今のプロジェクトに現実に適用できること。
> >
> > 私はXPをやらずに、有効性を判断するという、どうもいただけない
> > 位置にいるもので、人の足を引っ張ってしまいがちです。
> > どうか、ご容赦を。
> >
> いただけないですね。(^^;
> 先ずはできる範囲から実践してみることです。
ここでは、私のようなものでも寛容にも受け入れて下さるので、
ついつい甘えて、意見を言わさせてもらっています(^^;。
ただ、もうしばらくは(いつになるかわかりませんが)、
XPを実践することはないと思っています。
パターンを専攻していて、それだけでもアップアップしています(^^。
#うう、まだパターンランゲージが完成しない...。
といっても、現実にはソフトウェアの開発に従事しており、
その現場で日々パターンに取り組んでると自分では思っています。
パターンは何々方法論のようには、領域が余り限定されないので、
さまざまな思考とトライを重ねられるので、楽しんでいます。
#多面的というか、多重的に構造化しないと解決にはならないと
#直感的に感じるところがあるのかもしれません。
アプローチは違いますが、私なりにできる範囲で実践しています。
見方は違いますが、同じものを見ているという感覚はあります。
そういう意味で、XPを実際に実践している人とは違った見方ができ、
そういう発言もまた、意味があるように考えています。
私なりに、足を引っ張らないよう気をつけているのですが、
ついつい踏み外してしまうことがあるようです。
-- 長谷川(hasegawa@....jp)