こんにちは
梅澤です。
On Wed, 26 Apr 2000 15:26:40 +0900:
Yutaka Kamite <y-kamite@....jp> wrote:
> > ・新しい機能を使うには、オブジェクトをインスペクトして、必要があれば
> > クラスをブラウズします。それからオブジェクトにメッセージを送ります。
> > この際コードをインスペクターワークスペース内で作ります。そしてコード
> > を必要なメソッドにコピーするのです。
>
> これはコメントです。
> ・work out はチェックの意味に読んで、「新しい機能をチェックするには」とい
> うニュアンスの方が良いと思います。
>
> 私はSmalltalkのIDEは知らないので、以下は想像です。間違えていたら指摘を
> お願いします。>>ALL
>
> ・オブジェクトを選んで(inspect)、メッセージを送る、必要なコードを書き上げ
> るのは一連のworkspace上の作業で、それが終わったら、そのコードを正式なメソ
> ッドに書き写す、という作業イメージの気がします。
> この場合はworkspaceが全体にかかって、こんな感じになると思います。
>
> オブジェクトを選んで、必要ならクラスをブラウズして、オブジェクトにメッセ
> ージを送って、適切なコードをワークスペースの中で作り上げる。そして・・
Smalltalkを普段から使っていますので、コメントさせていただきます。
原文はInspector workspaceとなっていますが、これはInspector内の
Workspaceということです。
Inspectorは基本的にオブジェクトの中身を見るためのツールなのですが、
単に値を見るだけでなく、そのツール内のWorkspaceというペインで、
現在インスペクトしているオブジェクトに対して、任意のコードを書いて
インタプリタ的に実行させることができます。
うまく動作するかInspector内のWorkspaceでメッセージを送って
確認する。だめな場合はWorkspace内で新たなコードを書いてしまい、
やはり実行し検証したあとで、その部分をBrowser
(クラスを定義していくツールです)のメソッド定義部分にコピー
して、本番の実装コードとしてコンパイルするということでしょう。
(通常は、これをインクリメンタルに行います)。
ツールのイメージが文章だけで伝わりにくいという方は、
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/Squeak2/S2-5_2-1.html
をどうぞ。3つに分割されたInspectorのペインのうち、下にあるものが
Inspector Workspaceになります。
JustInTimeProgramminigのページ。こちらはご参考までです。
http://c2.com/cgi/wiki?JustInTimeProgramming
"-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --"!
[:masashi |^umezawa]
"The computer revolution hasn't happened yet - Alan Kay"