矢崎です。
Yoshihiro Tsukamoto wrote:
> 塚本です。
>
> >>>>> "firo" == 矢崎 博英 <firo@....jp> writes:
>
> firo> 矢崎です。リプライありがとうございます。
> (中略)
> firo> ですから、
>
> firo> XPは柔軟性、再利用性に対立するものではない。しかし、それを
> firo> やみくもに行うことには反対する。必要な時に必要な程度で行う。
>
> ありがとうございます。やはり原則はそうですね。
>
> それでも、個人的にいって「Refactoring すればどうにかなる」という過度の
> 幻想は抱けません。要件の決め打ちが支配的なシステムを作ると、追加要件の
> 内容次第では Refactoring の必要なユニットだらけになると思うのです。
>
> # 開発コストが「運任せ(要件の着順次第)」になりそうなイメージがあります。
ここがまたXPのおもしろいところで、Refactoringは悪ではなく、
むしろ開発の中でごく普通に行われる活動の1つだと考えられ
ています(と私は解釈しています)。ですから、Refactoringの必要
なユニットだらけになるのは、それは特に問題ではないと、考え
られているようです。
そしてさらにいえば、Refactoringに要する時間(コスト)と、将来
に機能が追加されても簡単に対応できるために、今、そのための
柔軟性を確保するための時間(コスト)とを秤にかけた場合、
Refactoringにかかるコストのほうが低くてすむと主張していると
思います。Refactoringは実際に短時間でできるし、またそうでな
ければならないということです。
#本当にそうなのかどうかは、実践してみないとわかりませんが。
--
矢崎 博英 <firo@....jp>