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Date:  Tue, 01 May 2001 15:44:43 +0900
From:  DandyPaPa <DandyPaPa@....com>
Subject:  [XP-jp:01867] 仮想空間への適用( Re: よろしくお願いします)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200105010644.PAA08391@....net>
In-Reply-To:  <u1yq9agjs.fsf@....jp>
References:  <200104292016.FAA03254@....net>	<u1yq9agjs.fsf@....jp>
X-Mail-Count: 01867

DandyPaPaです。

懸田さん、ご返信ありがとうございます。

Takeshi Kakedaさんの<u1yq9agjs.fsf@....jp>から
>私も上記の点には非常に興味があります。
>が、現在では「同一空間でないとXPは厳しい」と言わざるを得ません。
>XPは特にプロジェクト内コミュニケーションを重視しますので、顧客ですら
>OnSiteCustomerとしてプロジェクトに参加することが推奨されます。
>開発者同士が遠隔地で「メール」や「たまに電話」レベルのコミュニケーショ
>ンだけではXPとして実践することは難しいと思います。

やはり、そうですか。
しかし、時代の流れによって(?)、コーディング工程はインドあたりの
技術者に発注するケースとか、あるいは、会社員であっても在宅勤務が
可能になったりと、異空間での「作業工程管理」というケースは私ども
SOHOに限らず、今後は出てくるのではないかと思うのですが・・・

>Kent Beckは「別の場所で作業している人達同士で、互いの作業場にいって
>ペアプログラミングをしている例もある」と言っていました。距離が
>近ければそれも可能でしょうが、バーチャルカンパニー的な手法にはマッチ
>しませんね。

互いの作業場に行かなければいけないのでは、バーチャルカンパニーその
ものの意味がなくなってしまうので、適用することはできませんね。

>上記のような環境でXPを実践するには、まず遠隔地者同士がリアルタイムに
>コミュニケートできる環境というものを整備する必要があると思います。
>
>(1) IRCやICQのようなリアルタイムチャットシステム
>    (理想はVideo会議形式やnetwork経由の音声通話)
>
>(2) リアルタイムにソースコードを編集できるエディタシステム
>    (擬似ペアプログラミング)
>
>(途中、省略させていただきました)
>
>最低でも上記2点の機能は不可欠だと思います。
>また日本では問題になりませんが、時差の問題も絡んできたりします
>ので、なかなか厄介ではないかと思います。

結局、ドキュメントなどでは補えない「会話」というものが重視されて
いるということですね。ご指摘の通り、時差の問題、あるいは場所的に
離れていても、チャットなどを使うために、同一時間に作業場にいなけ
ればならない、適用は難しいというか不可能ですよね。

ど素人の私がいうのも何なのですが、上記要件を満たす、意思速通の
手段として「UML」が期待できるのではないかと思っておりました。

>> XP自体ど素人でまぬけな質問かもしれませんが、有識者の皆様のご意見を
>> いただけないでしょうか。
>参考になれば幸いです。

非常に参考になりました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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DandyPaPa
IING DIGITAL STUDIO
代表者兼システムデザイナー
E-Mail    :DandyPaPa@....com
Web       :http://www.iing-ds.com/