山田@メタボリックスです。
あまりXPで展開していい話題ではないような気もしますが...
(といいながら書いているワタシ)
At 2:00 PM +0900 01.3.28, Hirohide Yazaki wrote:
>多少希望的観測も交えていえば、クラス図(厳密でなくてよい)、シーケンス図
>(厳密でなくてよい)、コード(サンプル?)(どの言語でもいいとはいいません
>が)、
>そして、補足の自然言語によるメモ、があれば、なにをしようとしているのか、
>ということはだいたいのことにおいて、表せるのではないかと思っています。
はい、そうですね。
それがUMLやモデルの正しい使い方の一つだと思います。
>インタフェース、契約、テストファーストは、プログラミング言語レベル
>でそれが使える(部分的にしろ)わけで、むしろ、他の仕様記述言語が
>いらない理由にもなるように思えますが、いかがでしょう?
はい、これもそのとおりというしかありませぬ。
部分的にできているのは確かで、それで十分な場合にはそれでいいですよね。
>それと、howとwhatというのも相対的であるし、また必ずしもwhatのほうが
>意味が通るというわけでもないと思っています。述語論理のようなものから
>みれば、大方のプログラミング言語は確かに手続き型でhowです。しかし、
>ならば、述語論理で書かれたことと、手続き型で書かれたことが、どちら
>が理解しやすいかは、ケースバイケースではないでしょうか。
どちらがわかりやすい、ということではなく、何を表現したいかということなんです。
> > どうせモデルを書くのならば、何でそれが動かないんだ!
> > (少なくとも検証ができないんだ!)と思うのは人の道理。
>この点も私は必ずしもそう思いません。私はUMLでは詳細かつ
>完璧なモデルを書くのはやめたほうがいいと思っています。なので、当然
>そのモデル上で検証する必要もないと思っています。人の通理をはずれて
>いますが、、、
人の道理は言い過ぎでしたね。ごめんなさい。
これもそのとおりです。
ということは、山田も矢崎さんと(たぶん他の大勢の人たちとも)全く同じです。
そして、自分の通常の使い方や人に教えるのは上記の通りの方法です。
違うのは、
今のほとんどのプログラミング言語では仕様を十分には記述できていない
(プログラミング言語で記述できるべきかは議論の余地があろう)
実装を行わずに仕様やアーキテクチャを検証したい場合がある
(完璧なモデルでなくても検証に必要な情報があればいいのです)
という点だけです。
でもこれをXPのメイリング・リストで大声で叫んでも仕方ないですね。
XP的な世界と非XP的な世界の両方で思考しているので、
ついつい反応してしまいました。
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