初発言早早送信ミスをやらかして御迷惑を御掛けしている 小島@福井コン
ピュータ です.
パネルディスカッション「UML 2.0:ユーザーは何を必要としているか?」
でもヤコブソンさんとマーチン・ファウラーさんが一緒に成る場面が有りま
した.
マーチン・ファウラーさんは,別の講演でも「UML 自体も CASE ツールを
使って書かずともホワイトボードに手書きしてコミュニケーションすれば良
いし,若し保存したければデジタル カメラで撮れば良い」と仰っていました
が,そのようなライトウェイトな設計の道具として UML を考えているようで
す.
同席のシュリダー・イェンガーさんも,UML 2.0 では今の 1.4 より仕様
を削ったライトなものが望ましい,と云う御意見のようでした.
それに対して,ヤコブソンさんは UML をいずれは実行可能なものにして,
現在の Java や C++ のような言語を使わなくても開発が出来るように拡張
して行きたい,との御意見で,対象的だったのを大変興味深く聴きました.
私個人としては,UML には今以上に複雑なものに成って欲しくはないで
す.幾ら使いたくない機能は使わなくて良いとはいえ.
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福井コンピュータ株式会社 技術開発部 小島