上手です。
3/22のUML2000の Ivar Jacobson の 「UMLとソフトウェア開発の将来」という基
調講演の質問時間に、「XPをどう見ているか?」との質問がありました(笑い)。
丁寧に回答してくれましたので、その内容を報告します。
1 XPは熟知している。XPerとも良くつきあってる。
#これは Fowler, Robert Martin などのことと思います。
2 RUPはフレームワークなので、その中で必要なものだけ定義すれば良い。
実際、RUPのサブセットとしてXPを定義した人がいる。
#これは Robert Martin の話ですね
3 XPは非常に効率の良い開発プロセスだ。しかし、長期間使うような大規模シ
ステムには、RUPのような開発方法論が必要だ。
要するに、XPは非常に切れのいいナタだけれども、大木を切るには使えない。
状況に合わせて開発プロセスを選択する必要がある、というものでした。
#本音としてはあまり賛成でない、という印象を受けました。
エリクソンで長期間、大規模通信システムを開発されていたキャリアを感じさせ
る発言でした。
また、「プログラミング言語は必ずしも必要ないんだ」と何度も繰り返されてい
たのが印象的でした。
#OCLなどの形式仕様記述言語を重視しているようです。
(では)