懸田さん
白板を使うことは、ファシリティ戦略かもしれません。
力点はそこではなく、モデルは共通理解ができるまでの使い捨てであった
ことです。
今回のアプリケーションは、基本的に IA(Inquiry & Answer) です。
メインフレーム時代、 IA は画面から入力されて、戻ってくるまで、OS の各ステップ
に落ちるくらいまで、メタファーを共有して開発していました。
この点は、現在でも同じで、入力されて、出力されるまで、オブジェクトや
サービスが、どこでどのように振る舞って、全体として機能を果たすかが、
基本でしょう。 カードは使わないまでも、CRC ですかね。
そしてそれは、コードレベルまで落ちた動きが頭の中に、再現されている
までになる必要があります。
このようなメタファーの共有は、XP に限らず、通常行われていることの
範囲でしょう。
紙や電子媒体では、残さなければ共有されないようであれば、
メタファーになったいないか、XP が適するプロジェクトの大きさを
越えているかどちらかではないか、と思います。
はだ
At 午後 06:37 01/03/13 +0900, Takeshi Kakeda wrote:
>> >あと文中には触れられていませんが、メタファーの実践について詳しく話を
>> >伺いたいですね。
>> 白板に、クラス図とシーケンス図を書いて、共有した、というのが
>> 実践の全てのようです。
>> "詳しく"とは、どのようなストーリを期待していますか?
>私の「メタファー」に対する理解は、「プロジェクト内共通のメタファーを
>作って相互理解を高める」というものです。
>上記の「ホワイトボードにクラス図とシーケンス図」はメタファーというよりも
>(12のプラクティスにはありませんが)ファシリティ戦略なのかな?とも受けとれ
>ます。ちなみにホワイトボード上のUMLは、紙や電子媒体として別に残していた
>のでしょうか?