矢崎と申します。はじめまして。
私は現在の日本の状況において、XPの全てのプラクティス
が適用できるようなプロジェクトを立ち上げるのは、ほぼ無理
だと思っています。ですから、どうしても中途半端なXPとして
実践していくしかないと考えます。でも、たとえそれが中途半端
、やらないよりはやったほうがいい、と考えます。
よく言われることですが、比較的実践しやすいプラクティスは
・テスティング
・リファクタリング
・コーディング規約
あたりでしょうか、、
また、
・継続した結合
あたりもそんなに難しくないように思います。
ペアプロは無理でも、コードのウォークスルーをするなど
して、できるだけ共同所有に近づけることもできるかもしれませ
ん。
私は最近思うのは、XPの基本原則についてみんながしっかりと
コンセンサスを得ていれば、プラクティスをカスタマイズして適用
したとしても、そのプロジェクトはXPを適用したと呼びたいと思って
います。Fowlerの言葉によれば、XPを広義に解釈する派なので
すね、きっと。
ご適用のご報告楽しみにしております。
----- Original Message -----
From: sugimoto akatsuki
To: extremeprogramming-jp@....jp
Sent: Wednesday, February 28, 2001 12:29 AM
Subject: [XP-jp:01672] XP - On real life of the project development
(略)
個人的には各プロジェクト・グループの人数などを考慮してもXPを適用する余地は非
常にある、と思うのですが、やはり難関は週40時間とペア・プログラミングといっ
たところでしょうか。
現実のプロジェクト・マネジメントにおいてどのようにXPを導入していけばよいの
か、諸賢のご意見を伺いたく、また、こちらからも出来るだけの現状報告、インプッ
トを上げていきたいと思っています。