平鍋さん,こんにちは.石井です.
> 石井勝さんは,XP のミニマムセットとして,
> http://member.nifty.ne.jp/masarl/article/xp-tutorial.html
> で,
> 4人程度の開発メンバー
> ペアプログラミング
> Unit Test
>
> を挙げていますね.
>
> Kent Beck は,XP Level 1 で,全てのプラクティスを実践せよ,
> それから Level 2 でローカルな条件に適応させよ,と言っている
> のですが,これはおそらく,「まがいものXP」をXPと呼びたくな
> いということと,XPの本当のパワーを一度是非体験してほしい,と
> いう思いがあるのだと思います.
僕が考えていることを正直にいうと,XP自体がたとえ一時の流行
としてこのまま終わるとしても,その中のペアプログラミングとUnitTest
だけでもこの先ずっと残って欲しいと思っているのです.特に,ペアプロは.
#もっと白状すると,XPの名を借りてこの2つを広めようとしてます(笑).
この2つがしっかりしていれば,開発側の残りのプラクティスはほぼ
自然に(勝手に?)導入できると思います.例えば,共同所有は,
ペアプロを始めるとコードの所有権の感覚がなくなってきます.
だからペアプロをやっているとほぼ自然に共同所有になります.
コーディング標準も同様です.
でも顧客側は…(T_T).自分ができなかったことを他人に薦められる
わけはないでしょう(笑).こっちは,もっと経験値を上げないと….
それでもXPで顧客との関係についての一つの理想の形を知ることも
重要だと思います.
#当面は「まがいものXP」から抜け出せないですね(笑).アンケート
#の1番目は(2)に訂正しておいてください^^;.
XP Level1を達成できるとしたら,顧客と開発者が同じ会社の社員
とか,そういう顧客と開発者が対等の立場だとまだうまくいきそうです.
例えば,ゲーム開発にXPを導入すると面白いんじゃないかなあと
思ってます.ゲームプランナーが顧客ですからね.
では.