あまのさん,今晩は,
白川です。
# 小野さん,いつも翻訳して戴いて有難うございます。
習熟度が3段階という,その中身に「お〜」とか思ってしまいました。
あまの さんから Wed, 24 Jan 2001 01:21:59 +0900 に戴いた
「[XP-jp:01473] Re: XP 変奏曲」へお返事します。
<!-- 略 -->
> > ところで、refactor/refactoring は定訳があるのでせうか。
> 翻訳本が「リファクタリング」だったので、私は、そのままカタカナです。
> でも、カタカナだと人に説明するには難しいですね。
> ちなみに、自分はうまく人には説明できる自信はないです。
> 私も、refactor/refactoring の定訳知りたいです。
「リファクタリング」が出版されて2週間後ぐらいに,たまたま 某研究
会の飲みで翻訳者(の一人)の児玉さんに少しだけお話をうかがいました。
そのとき
白川 : ##「フォース」は,パターンの方です。
『(「リファクタリング」ってタイトルも)「フォース」みたい
に変に日本語訳にすると意味が通らなくなると思います。僕は,
カタカナで表現したほうが好きですけど』
と申し上げたところ
児玉さん:『そうだろ』
と軽快に答えていただた記憶があります。 # 会話が続く...
もしかしたら,もっと深い意味があったのかもしれませんが...
その後も気になって考えたのですが,ソフトウェア分野では,適当な言
葉が見つかりませんでした。もし数学分野で出てきたら,思い切り直訳の
「再因子化」
で通りそうな気がします。
数学的な意味を聞かれる困りますが,どうでしょう?
もっと他に良い候補があるかも知れません。どちらにしても新しい事象
が出てきたとき,その言葉については多かれ少なかれ説明の必要性がある
んでしょう。ないと変ですよね。
そういう点では,訳されたメディアがあることは,説明の労力を軽減で
きるので有難いです。
# 翻訳なされている皆さま有難うございます。
長いメールの割に内容が薄くて申し訳ないです。では,失礼します。
追伸
最近 "Quality Without A Name" の訳が気になります。
----
白川 幸男
sirakawa@....jp
児玉流メール道 白川家 家元 # でも若輩者