山田@メタボリックスです。
At 21:52 +0900 01.1.14, Akio Kawai wrote:
>ざっと見た限り、XM("eXtreme Modeling")の実態はよく
>分かりませんでした。氏が2001/1出版予定の
>"The Object Primer 2nd Edition"に紹介される予定のようです。
>
>このコラムでは"eXtreme"は読者の気を引くためにわざと
>誇大広告的につけたのだと、ややシニカルに表現しています。
>XPでもモデリングは無視できないのではないかというのが
>氏の主張のようですが、詳細は不明です。
AmblerのXMは、XPの12のプラクティスをモデリングという
工程に適用する、というようなものではないんじゃないかな。
「気を引くため」というのは本心でしょう:-)
だから「ペア・モデリング」というようなナンセンスなものは
ちょっと考えにくいです。
モデリングはやっぱり数人のモデリング・セッションで
やるのがいいですよね。
彼の主眼は「連続的なモデリング」ということのようです。
これは私が使っているのと同じ考え方でもありますが、
(http://www.metabolics.co.jp/OOTechnology/index.html)
他にも
http://www.extrememodeling.org/
なんてのもあります。
こちらも同様で、こちらはさらに「実行/検証可能なモデル」という話に
なっていくわけです。
で、この先にはActionSemanticsやpreciseUMLの楽しい世界が
待っています:-)
# 我々もこのためのプロトタイプを作っています。
# (http://www.iioss.org/)
# (http://hex.metabolics.co.jp/IIOSS-dist-current/)()限定公開
# お暇があれば一度ご覧ください。
これらはある意味でKent Beckの主張とはかなり対立するもの
なんですよね。
(XPはボトム・アップ、MPはトップ・ダウンなど)
山田としてはXPのいくつかのプラクティスはプロセスとして
重要だけど、長い眼で全体的に見ればXMの方向という気持ちです。
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