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Date:  Mon, 15 Jan 2001 10:24:28 +0900
From:  Akira Hirasawa <hirasawa@....jp>
Subject:  [XP-jp:01447] Re: eXtreme Modeling(Re: XP  所感
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <200101150129.AA01387@....jp>
In-Reply-To:  <3A5F487B.577920B6@....jp>
References:  <3A5F487B.577920B6@....jp>
Posted:  Mon, 15 Jan 2001 10:29:39 +0900
X-Mail-Count: 01447

平沢です。

>ペアの威力が発揮できるのは、
> 二人ともそれなりの知識をもっている
>  レベルに差があり、レベルの低い人がそれを認識していると、レベルの高い人の
>  意見を鵜呑みにしてしまい、切磋琢磨できない
> 二人の間に、ものおじせずに話し合える関係がある
>  二人の間に主従関係が出来てしまってはだめですよね
>  気になるなら、気になると言えなければ、あひるの人形と仕事しても一緒です
>が、大事だと思いました。

全くもってその通りだと思います。

ただそんなこと(=スキルの高く、チームワークの良い二人のときだけうまくいく)を
前提にしてしまうと、ペアモデリングも、ペアプログラミングも
非現実的なプラクティスということになってしまいますね。

多少スキル・経験に差があっても、
お互いに意見をどんどん出せるような状況なら
それなりにうまくいくのでしょうね。

>> ただモデリングの場合は、プログラミングよりも抽象度が高いため、
>> 保守性やパフォーマンスなどの観点から善し悪しを判断するのが
>> より難しいのかもしれませんね。
>で、必要に応じてリファクタリングしていくわけですね。

リファクタリングはその通りだと思います。
ただここで言いたかったのは、
ペアモデリングの方が、ペアプログラミングよりも
ある意味で難しそうだ、ということです。

モデルよりもコードの方が、パフォーマンスや保守性について
具体的に議論・評価しやすいので、
意見が対立したときでも結論が出しやすいようですから。
(これは、実際に最近ペアプログラミングをやった
 私の周りのメンバーの感想です。)

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Akira Hirasawa (hirasawa@....jp)
Object Technology Center, OGIS-RI Co., Ltd.
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