平沢です。
>ペアの威力が発揮できるのは、
> 二人ともそれなりの知識をもっている
> レベルに差があり、レベルの低い人がそれを認識していると、レベルの高い人の
> 意見を鵜呑みにしてしまい、切磋琢磨できない
> 二人の間に、ものおじせずに話し合える関係がある
> 二人の間に主従関係が出来てしまってはだめですよね
> 気になるなら、気になると言えなければ、あひるの人形と仕事しても一緒です
>が、大事だと思いました。
全くもってその通りだと思います。
ただそんなこと(=スキルの高く、チームワークの良い二人のときだけうまくいく)を
前提にしてしまうと、ペアモデリングも、ペアプログラミングも
非現実的なプラクティスということになってしまいますね。
多少スキル・経験に差があっても、
お互いに意見をどんどん出せるような状況なら
それなりにうまくいくのでしょうね。
>> ただモデリングの場合は、プログラミングよりも抽象度が高いため、
>> 保守性やパフォーマンスなどの観点から善し悪しを判断するのが
>> より難しいのかもしれませんね。
>で、必要に応じてリファクタリングしていくわけですね。
リファクタリングはその通りだと思います。
ただここで言いたかったのは、
ペアモデリングの方が、ペアプログラミングよりも
ある意味で難しそうだ、ということです。
モデルよりもコードの方が、パフォーマンスや保守性について
具体的に議論・評価しやすいので、
意見が対立したときでも結論が出しやすいようですから。
(これは、実際に最近ペアプログラミングをやった
私の周りのメンバーの感想です。)
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Akira Hirasawa (hirasawa@....jp)
Object Technology Center, OGIS-RI Co., Ltd.
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