おおむらです
firo <firo@....jp> wrote:
in: "[XP-jp:01312] Re: テストはテスト ?"
>矢崎です。
>
>"Shinichi I. OMURA"さん wrote:
>
>> おおむらです。
略
>> このあたりのことなのかもしれません。私の違和感は。
>>
>> 少しずつテストとコードを繰り返すというのの目的は、
>> テストをすることにあるのではなくてコード=プログラミング
>> を確実にすすめることにあるように思います。
>>
>> つまり、XPのUnit Testは、テストで強化されたプログラミングだと
>> 見ることもできますよね。あくまでもプログラミングが主体です。
>>
>> そこが普通のテストと違うような気がします。
>>
>
>感じ方は人それぞれかもしれませんが、もし、おおむらさんが
>プログラミング=コーディングという意味でおっしゃっているとすれば、
>私としては、
>「あくまでもプログラミング(コーディング)が主体」
>という感じではないです。(ちがっていたらごめんなさい)
>
>むしろ、プログラミングとはコーディングとテストとが一体化された
>ものである、というように再定義したものと考えています。
>#XPではさらに、デザインもプログラミングの範疇に含まれます。
>(と私は理解しています)
☆
「プログラミングとはコーディングとテストとが一体化された
>ものである、というように再定義したもの」ということ、
矢崎さんの言われる通りと感じています。
上の私の発言の末尾に書いてありますが、あれは「普通のテスト」=
「従来のテスト」とXPのテストを比較した場合の話なんです。
今、読み返して愕然としてますが、私の文章、テストはまったく重要で
ないと思ってるように読めますね。失敗です。
言いたかったのは「プログラミングが主体」というのでなく、
「コードの生産が目的」であり、テストによって「プログラミングを確実に
進める」ことができるのが重要だということが言いたかったのです。
つまり、今ならこう言えるかなと思います。
従来のテストは、コーディング/設計/プログラミングという目的に対して
直接的に利用されるものではなかったけれど、XPではテストとコーディングが
有機的に結びつけられることで、コードの生産という目的にテストが直結
して利用されるようになっている。
☆
私がずっと気にしているのは、このようにテストの役割自体が従来と
違っているのであれば、おなじ「テスト」という名前で呼ばないほうが
いいのではないか、他に適切な名前があるのではないかということです。
(その感覚自体間違っているかもしれないですけど)
それで、今は従来のテストとの違いは何なのかというのを明白にすれば、
それがはっきりしてくるのかなと思っているわけです。
結構、つまらないことですが、割り切れない気持ちがあって、気になってるのでした。