おおむらです。
XPを知らない人に、テストが大切で...という話をはじめると、
条件反射的に、テスト=たいくつ、うっとうしい、めんどう
という図式が頭に浮かぶようで、話がその先に進みません(涙)
話のすすめかたが悪いんでしょうね。
ただ、自分でも「テスト」とは言いながら、XPのテスト(Unit Testのほうです)
ってそのテストと違うんじゃないのかなあと思うことしきりなのです。
この違いは、Unit TestとAcceptance Testの違いでもあるかもしれませんね。
Installedを読んでいると、Unit Testの作業進捗(?)のグラフとして
ずーーっと100%に振り切れてるグラフを書いて、それを机の前に貼っときなさい、
ってのがありましたが、それの意味するところは何かってことかな。
この感覚、私には微妙なかんじで、うまく言えないのですが、トライしてみると...
普通のテストというのは、すでに完成したプログラムが正しいかどうかを
判定するために作られます。
XPのテストも、確かにそういう働きはするわけですが、やはり実行可能な
仕様書であり、コードがこうなっていてほしいということを書いているもの
だという気持ちのほうが先に立ちます。
また、XPのテストでは、完成=「テストにパス」という図式になり、完成した
プログラムが正しいかどうかを判定をする余地がないというのもあります。
-- これはちょっと嘘がはいってるかもしれませんね。
あと、XPのユニットテストは、システムの安定状態を記述していて、
コードがそれからずれていると、それを知らせてくれる仕掛、みたいな感じも
あります。
なんかやっぱりうまくいえません。
もしも違うものなら、それに名前をちゃんとつけてやると、人に話すのが
楽になるんじゃないかなあと思うのですが、それの説明にかえって手間取る
んだと逆効果だし。ううむ。