中村です.
>> XPの考えは「クラスの仕様はCRCでは少し弱い(し、すべてのクラス単位までは
>> 書かない)から足りない。それは実はテストだ」ということだなというのが
>> 僕の理解なんです。(ある意味で動く仕様:-)
これはほぼ同意します.
>> XPといえどもUnit Testに書くべきことは「何が間違っているか」ということで
>> (これがつまり仕様ということです)、「どう間違っているか」を見つける
>> テスト・コードを書くべきでない、と思います。
どう間違っているかは問題ではないのでは?
そもそも「どう間違っているか」,というのを意識するのはそのコードが複雑す
ぎるんだと思います.これはリファクタリングをする動機(smell)になるものだ
と思いますが.
#どう間違っているかを見付けるテストコードというのはどういうものを
#イメージしているのでしょうか?
#すぐにはイメージできなかったので.
>> (いろいろなレベルで)仕様とテストの間には強い追跡可能性が必要。
>> じゃ、それをeXtremeに一緒にしてしまえというUnit Testなら賛成。
>> テストしたらどうせデバグしなくちゃいけない。
>> じゃ、それをeXtremeに一緒にしてしまえというUnit Testなら絶対反対。
Unit Testで仕様を追跡するのは違うのでは.
[XP-jp:01232]で書いたように,全てのメソッドについてUnit Testを書くことを
XPでは要求されていません.
また,テストでデバッグするというのは確かに違いますが,バグの有無を確認を
するのだと思います.だから,プリント文で確認するのではないと書いたつもり
です.
#山田さん,Reply-Toが入っていますが,意図的なものでしょうか?
#一応今回は宛先をMLだけにしました.
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NAKAMURA Tadashi
Any fool can write code that a computer can understand.
Good programmers write code that humans can understand.
----- M. F.