おおむらです
テストとデバッグの議論、面白く拝見しています。
思うところを書きます。
XPでは、すこし修正してはUnit Testをやって100%動くことを確認するから
テストが失敗したときは、その「すこしした修正」のところに間違いがあると
いうことが分かる、というのがありますね。ピンク本を読んでいて、この部分
に、また強い印象を受けました。
そういう方法をとるので、テストは、「どこがおかしいか」を示すものでなくても
「なにかおかしいところがある」と警告してくれるもので十分に思います。
「なにが」ではなくて「なにか」です。
デバッグするときは、print文を入れようがデバッガで追跡しようがなんでも
一番便利なものを使えばいいですよね。
それから、横道にはいりますが...
Kaoru Hosokawa <khosokawa@....com> wrote:
>ホソカワです。
>そうですね。テストは「なにが間違っているか」を見つけるものだと思います。I本
>でも、『Test First by 「Intension」』と言っています。
ホソカワさんは、これを、*意図していること*を最初にテストに書くというような意味で
引用されているように思うのですがどうでしょうか。
私の読むところ、ピンク本での Programming by Intentionというのは、
トップダウンでコードを作っていき、そのメソッド名がそこで何をしようとしているのか
自明であるようにする、ということ自体を指しているように思います。
セクションのタイトルも Test First, by Intention と、カンマをつけて
テストの話と並列に by Intention を並べて、これがテストとは一応独立の話
だと言っているように思います。111ページの冒頭の部分を読むとそう思います。
Kent BeckのBest Practice Patternsでも、このことを何か別の言葉で
言っていたと思うのですが、さがしたけど本がみつからなくてギブアップしました。
Compound Methodだったかなあ??