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Date:  Sun, 3 Dec 2000 00:29:38 +0900
From:  namuta@....jp
Subject:  [XP-jp:01232] Re: Test First Programming  でも、デバッグは必要ですね。
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)	, masaki@....jp
Cc:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20001203002828W.namuta@....jp>
In-Reply-To:  Your message of "Sat, 2 Dec 2000 22:16:33 +0900"	<v04210a00b64ea1a2ea37@[192.168.0.251]>
References:  <v04210a00b64ea1a2ea37@[192.168.0.251]>
Posted:  Sun, 03 Dec 2000 00:28:28 +0900
X-Mail-Count: 01232

中村です.


#酔っ払いモードで書いているので,変なフォローになっていそうですが…


Test Firstは基本的にUnit Testの話で,これは「欠陥を見せるためのテスト
(Test to show a defect)」であって,仕様(XP的にいうとストーリ)のためのテ
ストはXPでも別にAcceptance Testがあります.
#少なくともXP Installed(I本)を読んでそう理解しました.
#最近やっと一通りI本が読み終わりました.f(^^;

また,Ron Jeffriesは「壊れる可能性のあるもの全てをテストする(Test
everything that could possibly break)」と言っています.I本では単純なアク
セサはテストする必要がないし,また,複雑なものでも破壊の可能性がないなら
テストする必要がない,と言ってます.

Test Firstの効果として,テストしにくい実装を回避できるということも言って
います.これは,テストのしくにくい複雑な処理を書かなくなるというメリット
をあげていました.
#簡単にテストできない(が書けない)コードは適当に分解できていない
#(code that cannot be easily tested is not factored properly),
#といっています.

つまり,プリントを使って見る(デバッグする)のではなく,そのかわりにUnit
Testを記述するのだと思います.
そして,それができるように(単純に)実装するということでもあると思います.

#話題がずれているかな?


#XPを実践するなら,I本はお勧めですよ.EC本はXPそのものの理解のためには
#必読ですが,実践するには曖昧に思います.
#C3で実際にどうしたかが書かれていますから当然ですが.
-----
NAKAMURA Tadashi

Any fool can write code that a computer can understand.
Good programmers write code that humans can understand.
                         ----- M.F.