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Date:  Sat, 2 Dec 2000 22:16:33 +0900
From:  YAMADA Masaki <masaki@....jp>
Subject:  [XP-jp:01230] Re: Test First Programming  でも、デバッグは必要ですね。
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Cc:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <v04210a00b64ea1a2ea37@[192.168.0.251]>
In-Reply-To:  <B64EF878.2D9A%khosokawa@....com>
References:  <B64EF878.2D9A%khosokawa@....com>
Posted:  Sat, 2 Dec 2000 22:16:15 +0900
X-Mail-Count: 01230

山田@メタボリックスです。

At 19:06 +0900 00.12.2, Kaoru Hosokawa wrote:
>わたしは、「Test First Programming (TFP)」を広めようと思っています。そこで、
>「TFP はなんでいいの?」に対する答えとして、「デバッグが楽になるから」といい
>たいのです。でも、今回の結果は、プリント文を使い、ふつうのデバッグになってし
>まいました。このようなデバッグは、「TFPを実践すれば少なくなる」と言いたいの
>ですが、言えないのでしょうか?

一般的なソフトウェア・エンジニアリングの原則からいえばテスト(欠陥の発見)と
デバグ(欠陥の除去)は別のものですよね。

どこにどういう欠陥があるかまでが分かるようなテストならば、デバグは楽には
なりそうですけど...

XPでは例えばメソッド単位までのテストは普通にしますから、
それくらいの粒度までは絞り込める可能性はあるかも知れませんね。

Programming by Exampleなんてところまで視野に入れるとすると、
テストをいーっぱい書けばプログラムは自動的に合成できる
(かもしれない、特定のドメインでは)!

print文を埋め込まなければならないのは、プロセス(方法論)の問題ではなく
環境や手法の問題だと思いますが、いかがでしょう。

僕にとってCode firstではなく、Test firstであることの意味は、
デバッグの問題ではなく、それがコードの仕様を与えているからです。

これでは当たり前すぎますか?

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