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Date:  Tue, 7 Nov 2000 19:28:34 +0900
From:  tsujit@....jp
Subject:  [XP-jp:01151] Re: C プログラミング診断室というのがありました
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <20001107192812tsujit@....jp>
In-Reply-To:  <20001107121742X.hiranabe@....jp>
References:  <20001107121742X.hiranabe@....jp>
Posted:  Tue, 07 Nov 2000 19:28:12 +0900
X-Mail-Count: 01151

辻(忠)です。
書籍ネタが好きなもので、レスです。


>>> 突然、思い出してしまったのですが、標題に書いた
>>> 「Cプログラミング診断室」というおもろい本がありました。
>>> ご存知の方も多数と思います。

あれは良い本です。
あれで私のコーディング手法が固まったと言ってもいいですね。
#同じ作者のC言語学習本はイマイチでしたが・・・

>>> あれってある意味、Cのリファクタリングについて書かれた本ですね。

いわれてみれば確かに。
「長すぎる関数の分割」とかありますもんね。


> >  このサイトで気になるのが、トップにある新記録:最長不倒関数: 6344行
> > でダウンロードできるファイルです。一体この人はどうやったらこんなに長い
> > 関数を書けるのだろうか。そもそもテストできたのか。などなど。
>
>実用とか理論とかにとらわれない,何か前衛的な挑戦ではないか,
>と思います(笑).

前衛的、良いですねぇ(爆)

でも実際、長すぎる関数はよく見かけますよね。
「作っていくうちに長くなって、分割するとデグレードしそうでほっておく。」
ってパターンが。
こーゆー時にはXP(というかリファクタリング)はホント便利です。
この部分だけでも取り入れる価値はあると思うんですよね。
周りにも、そう言って薦めてますし。


> >  「やさしいCプログラミング」も笑えますね。

酷いコーディングといえば、その「Cプログラミング診断室」で
酷評されていた林晴彦氏のC言語マクロの本を今日会社の図書で見付ました。

・・・たしかにクセ強すぎですねぇ。

悪くはないんですが、これだと後で人が見た時に意味の分からない
ソースになりそうで。
マクロってそういう危険性が強いと思いませんか?

そういう意味では、テスト用の関数やSuite等も「他人に優しくない」
コーディングになりそうなのが個人的には気になってます。
#そのためのペアプロだ!と言われればその通りなのですが・・・・


追伸:
 「ソフトウエア・テストの技法」
 「珠玉のプログラミング 本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造」(小林健一郎訳)
  実践的プログラムテスト入門	日経BP出版センター
の3つ、入手しました。
さっそく読み進んでいます。ノロイですけど。
#あと「Code Complete」も並列して。

やっぱ良書はいいですね。

以上。

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   辻 忠一   mailto:tsujit@....jp

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