辻(忠)です。
>はじめまして。槌本と申します。
>
>> >「まわりの開発者が何も考えなくてすむようなできるだけ完璧な
>> >設計書を作って配布する」
>>
>> これだと後で「どうやって完璧な設計書を書ける人間を揃えるか」
>> という問題になる気も・・・
>>
>> でも実際の開発ではこの「完璧な設計書手法」が一番確実なんでしょうね。
>> なにせ一人プロフェッショナルがいればOKなわけですから。
>
>このあたり Extreme Programming の人々は違う風に
>信じているように思います。
>完璧な設計というものがあったら、それは code そのものだ
>という風にです。
> http://c2.com/cgi/wiki?TheSourceCodeIsTheDesign
> (この表現自体は賛否両論あるようですが)
確かにその通り。>codeが設計書
XPの基本理念でした。
ちょっと語弊があったかもしれません。
何と言えばいいのか、
「平均的に皆レベルアップ」は理想論
「ペアプロ等のXP」は肌に合わない
だから「誰か他人ががんばって<完璧>な設計書手法」がいいなぁ。
という多分一番一般的な考え方を言ったわけでして。
私としては
「XP等でより平均的なレベルを上げる」
が実践してみたいというのがあります。
>だから逆に、彼らが XP のやり方に従うのは、
>自分達の(実装してみることなしに正しく設計するという)能力を
>信じていないから、と言えるのではないのでしょうか。
>
>私も、「完璧な設計」ってあり得ない気がしていますが、
>どうなのでしょう?
>というか、「完璧な設計」であるかどうかは
>実装してみないことにはわからないのではないでしょうか?
多分、XPを良しとする人々は自分で設計をやってみて、
その難しさを知り、頭を悩ませていたからこそXPの良さが分かるんではないでしょうか。
反対に言えば、「完璧な設計書論」者はその難しさを知らないか、
忘れたか、まだ諦めていないかということかも(苦笑)
話は戻りますけど、やっぱり業務となると
仕様書の類は必須になってしまうと思うんですよね。
別に小規模プロジェクトであっても、
そのプロジェクト自体を別のチームに渡す場合もあるわけで、
その時にチームメンバー自体をXP的に入れ替えると言うのは
現状では難しいと思うんですよ。
そうなってくると、UMLの様な「副次的に処理を表現するもの」
を使ってその構造を説明したり、
テスト用関数の意味を教えたりする必要が出る訳ですよね。
#だって相手もXPを知っているとは限らないんですから。
だから本当にXPを使っていこうと思った場合は
こういった「他人に伝える方法」も
手法の中に含めていく必要があるんじゃないかなぁ・・・
とか考えてます。
以上です。
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NECテレコムシステム NMS事業部 第二開発部
辻 忠一 mailto:tsujit@....jp
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