森末です。
Kenji Hiranabeさんの<20001026140000W.hiranabe@....jp>から
>ちまたの見解を見ると,
>
> 個人プログラマ,ハッカー: おお〜,これは俺がやってることだ.
> 数人プロジェクトのマネジャ: もしかしたら,これは使えるかも!
> 百人プロジェクトのマネジャ: 上記のようなアナリスト見解
>
>という傾向に見えます.
そうですね。立場の違いで見解は違うと思いますし、上記のような
反応になるのも理解できます。
# 私の日々の環境は、パッチやブリッジみたいなちょいプロ作りが多かったり
# するので、XPは日常の手法に近く、とても心惹かれる開発手法です。
# 本格的な開発部門だと違う見解でしょうね。
大規模の開発だと、全体の統率の中で、パッケージごととかで、
数人単位のチームを編成してそれぞれでXPを実践するとか、
全体を統括できる方法論の中で実施されるといった利用が精一杯と
いうのは確かに想像に難くないですね。
ところで、適用できる範囲や詳細な事例についての情報って、Web上の
どこかに集まっていたりするのでしょうか?
>また,ある人が,
>今までの XP 成功例は,非常に好条件だ(顧客に理解があったり,
>メンバーに,Kent や Fowler や梅澤さんがいたり).好条件のプロ
>ジェクトは XP でなくとも成功するだろう.
>と言っていました.
XPの成功事例と失敗事例と両方がないと判断は難しいですね。
失敗事例は誰か聞いたことあるのでしょうか?
あまりないとすると、個人的に誘ってでもやっぱり実践してみるという
ところに落ち着いてしまうのでしょうか。
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株式会社オージス総研サポート・サービス事業部計画部企画営業チーム
森末 吉彦 (Morisue_Yoshihiko@....jp)