平鍋@esmです.
On Tue, 29 Feb 2000 00:56:48 +0900,
firo@....jp said:
> 羽生田氏訳本の「UML Distilled」(邦題:UMLモデリングのエッセンス)
> の139ページには、次のような文があります。
> 「これを実行するのに協調して働くいくつかのメソッドが存在します。
> これを示す図を描くこともできますが、わざわざ描くこともないでしょう。
> 私がメソッドを分解する際にとる方法は、あらかじめ設計において考え
> るというよりもリファクタリング(25ページ参照)にもとづくことが多いよう
> に思います。」
> つまりは、シーケンス図を描くよりもリファクタリング(つまりはコード)に
> 基づくことが多いってことですよね、これ?
なるほど.そうですね.
> また、同書12ページから13ページにかけて、儀式という言葉がでて
> きますが、........(略)
> メントの作成を最小限にし、コードの作成をメインに考えると言っている
> のだと読むのは深読みしすぎ?
バランスとしては,RUP よりも XP よりかもしれませんね.どちら
かを意識しているということはないかも知れませんが..Fowler
自身,C3 Payroll に参加して refactoring を実証,収集した訳で
すから,やはり XP に影響を受けていることは間違いないと思いま
す.
それから,ちょっとした情報.XP 本がまた出る模様.その名も
"XP Distilled" -Ron Jefferis
http://www.xprogramming.com/xp_distilled.htm
名前は,Fowler へのオマージュですね.あと,
"Steering and Planning"
という本も,Kent, Fowler らの監修で出るようです.
この本の情報があるページ,忘れてしまいました.見かけた方,
教えてください.
---
Eiwa System Management, Inc. http://www.esm.co.jp/
Kenji Hiranabe E-Mail: hiranabe@....jp