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Date:  22 Feb 2005 19:01:11 +0900
From:  "y-kamite" <y-kamite@....jp>
Subject:  [modeling-dojo:00176] 【FYI】SEのための図解技術(開米)
To:  modeling-dojo@....jp
Message-Id:  <20050222184651.48AD.Y-KAMITE@....jp>
X-Mail-Count: 00176

今日は、上手です。

開米さんの、SEのための図解技術、と言う本を読みました。
大変参考になったので報告しておきます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798104787/qid%3D1109061107/249-3256298-1723564

主張は、大体こんな感じです。

SEが学ぶべき図解には2つがある。
 企画・プレゼンテーション系の図解
 巨大なシステムの設計図を記述する図解
  ER図、DFD、プロセス図、UMLはこちらに含む

ツールは何かの目的を達成するもので、他にもツールがあり微妙に使い方が違う。
それを目的に応じて使いわければ良い。
 問題なのは、柔軟性
 例:細かいことを規定しているUMLを「従うべきもの」として教え込むのはダメ

図解とはプロが持っている無意識の概念の再構築で「知のリファクタリング」。
「知のリファクタリング」は、組織の学習スピードを劇的に向上させる

別の表現をすると以下になる。

認知心理学のSRKモデルでは行動レベルは、知識ベース、ルールベース、スキル
ベースから構成される。
 知識を与えず、ルールのみを与えると、スキルは応用性のない薄いものになる
 知識ベースを教えることが必要

知識ベースの中には、ベテランでも存在を言葉で語れないような、明文化しにく
い暗黙知の塊のメンタルモデルがある。

 複雑なモデル(例:簿記・会計)も2つの手順で、何十分の一の時間で修得可能
  複雑なモデルを明確にチャート化する
  チャートの理解を強化するような練習問題を幾つか供給する

読書メモが、以下のリンクにおいてあります
http://www.kk.iij4u.or.jp/~y-kamite/mm/sezukai.jpeg
http://www.kk.iij4u.or.jp/~y-kamite/mm/sezukai.htm
#マインドマップのプラグインは楠@TISのメールから情報を得ました。
#ありがとうございました。
#freemindの取り扱い説明書も作成中です。そのうちアップします。

この本は、簡単そうに見えますが、抽象度がかなり高く、いろいろ考えさせられ
ました。

図解とモデルについて、幅広く情報収集し実戦で使って来た内容を、自分なりに
考え抜いて、開米流の体系として再構成したものと言えるでしょう。

(では)