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Date:  Wed, 02 Jul 2003 12:31:39 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部:2003-03号】

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                          No.03 2003/07/02
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┣【イベント】XPアンギャ東京編あります!
┣【ツール】Wikiでウッキッキ [2] - 使ってみよう編
┣【キーワード】知ってるようで分からないビジネスワード勉強会「CRM」
┗【おまけ】ソルトレイク訪問記 [2] - ICE Breakerパーティとセッション!

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【イベント】━
  〇   【イベント】XPアンギャ東京編あります!
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全国6箇所を回り、大好評を頂きました「XPアンギャ」、リクエストも多かっ
た東京編の開催が決定しました!!
日程は7月の月末前後、詳細が決まり次第、メルマガ上でもお知らせします。

〜「XPアンギャ」とは、正式名称『日本全国XPセミナー』、私たちオブジェク
ト倶楽部が主催する無料XPセミナーです。第一弾は、仙台、札幌、浜松、福岡、
福井を巡り、実施されました。

今回の内容も、第一弾に準じていますが、第一弾の間も、開催の度に、内容を
少しずつ「改善」していきました。今回も、第一弾での反省点をベースに、よ
りパワーアップした「XPアンギャ」を開催いたします。

*前回のXPアンギャの概要や開催の模様は、下記URLから参照できます。
http://ObjectClub.esm.co.jp/eXtremeProgramming/angya/info.html

(いりさ)

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┗【ツール】Wikiでウッキッキ [2] - 使ってみよう編

 こんにちは、天野勝です。
 前回は、Wikiの簡単な紹介をいたしました。今回は、Wikiの基本的な利用方
法を説明していきます。

  ☆  ☆  ☆

 ■編集してみよう
 Wikiは別名「エディタブルWeb」と呼ばれることからも想像できるとおり、
Webページを編集する事ができます。試しに、オブジェクト倶楽部のWiki(*1)
で編集の練習をしてみましょう。編集対象は自己紹介のページとします。以
下のURLにアクセスしてください。
 http://ObjectClub.esm.co.jp:8080/xp/12
 ページが表示されると、左上に「edit」アイコンがあると思います。これを
クリックします。認証を求められますので、
  ID:xp
 PASS:embrace-change!#
を、入力します。テキストエリアが2つ表示されたと思います。上のほうのテ
キストエリアの一番下の行にあなたの名前を追加します。このときにレイアウ
トやリンク作成のためのおまじない用の文字も一緒に入力します。筆者の場合
は「-*天野勝*」となります。このハイフンと2つのアスタリスクがおまじない
です。追加が終わったら[save]ボタンをクリックします。これで編集した内容
がサーバに保存され、レイアウトされた状態で表示されます。

  ・天野勝[create]

 名前の前に黒丸が付いているでしょうか?これは、入力したハイフンのおま
じないにより、箇条書きとしてレイアウトされています。
 createというリンクは表示されましたか?これは、入力した2つのアスタリ
スクのおまじないにより、リンクとして処理されています。「天野勝」という
名前のページが無い場合は、このように[create]のリンクが作成されますが、
すでにある場合は天野勝という文字列自体がリンクとして表示されます。

 ■新しくページを作ってみよう
 前節の要領で、どこかのページを編集し、そこに2つのアスタリスクでペー
ジ名を挟んで「*(新しいページ名)*」(*2)と入力して保存します。[create]の
リンクが表示されます。この[create]のリンクをクリックすると、新しいペー
ジが表示されます。ここで[save]ボタンをクリックすれば、このページはみん
なが見れるページになります。

 ■その他のレイアウト要素は?
 Wikiのページの右上に「help」アイコンがありますので、ここをクリックし
て何があるか探索してください。また、Wikiの種類によって使える要素が違い
ますので、いろいろ比較してみるのも面白いことでしょう。

  ☆  ☆  ☆

 今回は、Wikiの基本的な利用方法を説明いたしました。次回は、Wikiを活用
した知識共有の方法について説明していく予定です。(天野勝)

*1:オブジェクト倶楽部では「Swiki」を使っています。これはフリーの
Smalltalk実行環境のSqueak上で動作しています。

*2:(新しいページ名)のところは皆さんが作りたいページのタイトルに置き換
えてくださいね。

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┗【キーワード】知ってるようで分からないビジネスワード勉強会「CRM」

初めまして、半熟ライターのHiroshiです。これから、何度かメルマガに記事を
載せることになること思います。皆様よろしくお願いします。

それでは、まずこのコーナーの紹介をしたいと思います。
このコーナーは、最近よく聞くビジネスワードを紹介していこうと思ってます。
「あーこの単語聞いてたけどよく知らんかった」っていうのを紹介できたら幸
いです。

第一回目は「CRM」です。これって何?

CRM(カスタマー・リレーション・マネジメント)
最近、私はCRMという単語をよく聞きます。直訳すると「顧客に関連した運
営」、私は「顧客駆動型の経営手法」などと考えています。しかし、それって
いったいどんなものなのでしょうか?

「顧客駆動型の経営手法」とは顧客のニーズを中心に考え、それに即した「サー
ビス」を提供し、利益を追求していく、商売の基本のような感じがします。
言い換えると、高い顧客満足度を持つ「サービス」を作り出せればたくさん売
れてよく儲かるでしょ、ってことでしょうか。
しかし、実際どのようにして高い顧客満足度を持つ「サービス」を作り出して
いくのでしょうか?
その方法こそがCRMの真髄だと考えられます。

顧客満足度を潜在的、または顕在的に知っているのは顧客だけですね。顧客か
ら何かのフィードバックをもらわないことには分かりません。フィードバック
できるものとして、営業報告書や、プロジェクトの最後に、顧客に直接伺う顧
客満足度調査などでしょうか。最近ではコールセンターが注目されているよう
です。
これらがどの様に顧客満足度と関係するか以下に示しました。

営業報告書 → 営業顧客層と提案サービスに対する受注率(満足度)
顧客満足度調査 → 出来上がった商品に対する顧客の満足度
コールセンター → 提供している商品に対するクレームなどから既存商品へ
の改善点

どれもこれもただ単に情報を収集しているだけでなく、そこから分析すること
が大切です。その収集、分析する部分にいろいろなCRMパッケージが採用さ
れているんですね。
思わぬとことに顧客の心理や、ニーズが隠れている気がします。斬新なアイデ
アが思わぬ効果を生みそうな気がします。そんなことを考えながらボーっとし
てる日曜日の今日この頃です。
皆様も自分なりの顧客心理の表れる方法を考えてみてはどうでしょうか?
(hiroshi)

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┗【おまけ】ソルトレイク訪問記 [2] - ICE Breakパーティとセッション!

オブジェクト倶楽部の平鍋、北野、天野の3人衆は、アジャイル原理主義の牛
尾さんと合流してICE Breakerパーティをかわきりに、手分けしてセッション
に参加しています。
ICE Breakerパーティとは参加者同士がコミュニケーションをとるきっかけを
作ることが目的で、生バンドの演奏あり、占いあり、似顔絵書きあり、大道
芸ありと、とっても和やかな雰囲気なパーティでした。さすがアジャイル、コ
ミュニケーションからスタートです。英語の苦手な私もお友達ができました。
セッション一日目の午前中は
平鍋:Agile Software Development: Principles, Patterns, and Practice
北野:Agile Contracts
牛尾:From Agile Modeling to Agile Data
天野:Inside Feature-Driven Development
に各人が参加しました。午後は、ワインバーグの基調講演です。ビデオを活用
してソフトウェア開発者の心構えなどを面白く話してくれました。とても聞き
取りにくかったですが。^^;
この記事が配信されるころには、無事に日本にたどり着いている予定です。何
事もなければ、ソルトレイク訪問記の第三段もお届けしますので、お楽しみに。
(天野勝)

*訪問記おまけ写真も更新しました。メルマガの過去記事へのリンクから参照い
ただけます。
 
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┗編集後記

こんにちは。編集人です。
前回は、編集ミスが○箇所も発覚してしまい、大反省中の編集人です(T_T)。

ソルトレイク訪問記も第二弾を掲載することができました。無事にカンファレ
ンスも終了し、彼らも既に帰国の途に着いています。
XP-jpメーリングリストで平鍋さんが書いておられましたが、平鍋さん、あの
Alistair Cockburn氏と卓球して負けたそうです。今朝の情報によると北野さ
んも。※編集者注:全員無事に帰還しました
・・・卓球って、アジア圏以外の人がする風景ってピンときません。。。

次回は7月9日配信です。ソルトレイク訪問記第三弾、北野さんのApacheJames
シリーズ第二段や、Judeの記事をお届けできる予定です。
アジャイル開発カンファレンスの詳細なレポートは、サイト上、及びオブジェ
クト倶楽部で主催する小イベントの場で発表の予定です。お楽しみに。

(いりさ)

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■ 編集代表:平鍋  健児
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