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Date:  Wed, 04 Feb 2004 12:30:05 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2004-05 号】

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                          No.33 2004/02/04

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┣【Topics】「Jude 竹ver1.2.7」が新しくリリース!
┣【PM】プロジェクトマネジメント入門 [10]
┗【コラム】デマルコに最接近

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 〇  「Jude 竹ver1.2.7」が新しくリリース!
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成長を続けるフリーのUMLモデリングツール、Judeの新バージョン Jude 竹 1.2.7
が1月30日にリリースされました!

いくつかの不具合修正に加え、操作性もさらに向上しています。是非お試しく
ださい。

  Jude:          http://www.ObjectClub.jp/Jude/
  リリースノート:http://www.ObjectClub.jp/Jude/Release_Note.html
  ダウンロード:  http://www.ObjectClub.jp/Jude/download.html 

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┗【PM】プロジェクトマネジメント入門 [10]

年末年始を挟んだため、久しぶりの「プロジェクトマネジメント入門」です。
既にこの連載は10回目となり、メルマガの中では最長期連載?ではと思った
りしています。皆さんから送られてくるアンケートを励みに20回を目指すこ
とを、この場をかりて決意表明したいと思います。
さて、今回も「プロジェクトマネジメントの歴史と手法」に関してお話したい
と思います。前回まではマネジメント手法として、「ガントチャート(バー
チャート)」、PERT(パート)について話をしましたが、今回は、作業に
関してお話ししたいと思います。
一般的には、プロジェクト発足時にはそのプロジェクトの目的、目標が設定(明
確化)されますが、それをもとに計画(実行計画)が立案されます。この時の
第1ステップ(作業計画の作成)として、どのような作業があるか、もしくは、
しなくてはならないかを洗い出す必要があります。この作業の洗い出しを行う
ための手法としてWBS(WorkBreakdownStructure)
があります。
WBSとは、プロジェクト活動に必要なすべての作業を階層的に分割すること
で作成されます。このWBSは、作業(スコープマネジメント)以外にも、作
業期間(タイムマネジメント)や経費(コストマネジメント)のもととなりま
す。
ここで注意しなければならないこととして、どこまで作業を分割するのか問題
となります。ここでは一般的な指針を挙げます。

(1)作業が明確で作業量(予算)が見積もれる。
(2)作業責任の所在が明確なこと。
(3)作業の目的・目標が明確なこと。
(4)品質目標が明確なこと。

これらが挙げられますが、重要なのは、プロジェクト目標・目的を達成するた
めの方針や戦略、ストーリーがWBSから見えなくてはならないことです。
今回のWBSは、「何を」(作業)という視点からプロジェクトを表しますが、
一方、「誰が」(組織もしくは個人)と言う視点もあります。次回は、ここを
お話ししたいと思います。(事務局長)
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http://objectclub.esm.co.jp/cgi-bin/question.cgi?F001+9+2

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┗【コラム】デマルコに最接近

こんにちは、天野勝です。
行ってきましたデマルコ・ナイト。
「あっ」という間の1時間45分でした。
詳しいレポートは各種MLやWebで公開されていますので、そちらに譲ります。

それにしてもプレゼンテーションがうまい。久々に惹きこまれてしまいました。
仕事がら、プレゼンテーションを聞くときは、内容半分、講演者のプレゼンテー
ションスキル半分に意識を向けるのですが、ついつい内容に意識が持っていか
れました。終わった後に「やられたぁ。どんなテクニックを使っていたんだぁ」
と後悔しきりでした。プレゼンテーションに慣れている人は多くても、自分の
思いや考えを相手に十分に伝えられるようなコミュニケーション上手な人って
あまりいませんよね。通訳の方のがんばりもあり、とても満足できるセミナー
でした。このようなセミナーを開催していただいた関係各位に、感謝いたしま
す。

時差ぼけかつ講演後ということで、大変お疲れだったと思いますがサインをも
らってしまいました。さらに握手まで。事務局の方からはちょっと怪訝そうな
顔をされましたが、サービス精神旺盛なデマルコさんは、いやな顔見せずに快
くサインしてくれました。なんて、いい人なんでしょ!
皆さんに広く自慢したいので、サインの画像を公開します。
# ゆとりの法則ではなく、ピープルウェアにもらっていることろもポイント
# です。^^;
http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/magazine33/DeMarcoAutograph.jpeg
(天野勝)
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┗編集後記

こんにちは、編集人です。
「オブジェクト倶楽部カレンダー」電子データの2、3月公開です。ケースはあ
りませんが印刷してお使いください。なお、4月のカレンダーは、3月最初のメ
ルマガ発行日に公開予定です。お楽しみに。
  2月:http://objectclub.esm.co.jp/calender/2004/2.pdf
  3月:http://objectclub.esm.co.jp/calender/2004/3.pdf

今週の強引な一言
*** 三度目の正直(ことわざ)***
新しい方法論や技術を導入しても、最初から効果が出ることはあまりないんじゃ
ないでしょうか。本当に力のある方法論や技術というものは、三回ぐらい試し
てみて、そこで効果が現れることでしょう。
(さとみ)

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■ 編集代表:平鍋  健児
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