Date:  Wed, 12 Nov 2008 18:22:58 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2008-43号】
X-Mail-Count: 00268

       ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
       ┃                         ■┃
      ●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部   ■ ┃
       ┃                       ■  ┃
       ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■━━━┛
                          No.259 2008/11/12

■ I N D E X
┃
┣【Topics】「オブラブ忘年会 〜ふりかえり2008〜」申込み期限は11月18日!
┣【特集】オブラブ忘年会「ふりかえり2008」の見所紹介
┣【プログラミング】Flex2で体験するリッチクライアント [10](最終回)
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 「オブラブ忘年会 〜ふりかえり2008〜」申込み期限は11月18日!
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・ 

「オブラブ忘年会 〜ふりかえり2008〜」のお申込み期限は11月18日朝8時です。
また、ライトニングトークスのお申込み期限も同日となります。
まだお申込みでない方はお急ぎください!

● お申込みはコチラから!
オブラブ忘年会 〜ふりかえり2008〜
→ http://www.objectclub.jp/event/2008winter/

● ライトニングトークスについて
1)今回のライトニングトークスでは、どこかに必ず"2008"というキーワードを
  入れてください。資料中でも口頭でも結構です。
2)ライトニングトークスへのお申込み期限も11月18日朝8時となります。検討中
  とされた方へはリマインダメールをお送りしますので、ご確認ください。
  ライトニングトークスの当落は11月18日以降にご連絡します。

イベント参加者のみなさまには毎年恒例となるオブラブカレンダーを、そして
ライトニングトークス発表者の方には参加賞およびベストトーカー賞をご用意
してお待ちしております。みなさまぜひご参加ください!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■━
■
┗【特集】オブラブ忘年会「ふりかえり2008」の見所紹介

オブジェクト倶楽部の千葉です。今回は、オブラブ忘年会イベントの見所のひ
とつである「ふりかえり2008」セッションについてご紹介したいと思います。

ふりかえり、いつもどうやっていますか?私はこの一年間、ほぼ毎週、KPTによ
るふりかえりを行ってきました。しかし、KPTだけではマンネリ化してしまいま
す。
「ふりかえり2008」セッションでは、みなさんに様々なふりかえり手法を体験
していただき、現場で活用していただきたいと思っています。

当日は、テーブル毎に以下の手法でふりかえりを行っていただきます。
  ・コントロール可能・不可能
  ・More&Less
  ・As is To be
  ・プロコン分析
  ・出来てることチェック
  ・ワールドカフェ With クッシュボール
  ・満足ヒストグラム
  ・タイムライン
  ・チームレーダー

日頃からふりかえりをプロジェクトに有効活用しているオブラブスタッフが、
各テーブルのふりかえりのファシリテータを務めます。ふりかえり初体験の人
も、ふりかえりを行っているけどブレイクスルーが欲しい人も、きっと何かを
お持ち帰りいただけるセッション内容となっています。

また、本セッションで気づいたこと、日頃ふりかえりを行っていて感じたこと
などを、他の参加者の人と「オブラブ忘年会」セッション(懇親会)にて共有し
ていただくことをおすすめします。
「オブラブ忘年会」セッションでは、お料理を食べながらお酒を飲みながら、
みんなで2008年の苦労を忘れちゃいましょう(笑)
#ライトニングトークスをリジェクトされた人は、準備をしておいた方がいい
#かも?!

それでは、当日みなさんにお会いできることを楽しみにしております。(千葉)
_______________________________________________________________________
この記事への評価にご協力をお願いします。
URLをクリックして、「ご協力ありがとうございました」のメッセージがご使用
のブラウザに表示されれば投票完了です。
良かった:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H005-16&choice=0
普通:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H005-16&choice=1
イマイチ:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H005-16&choice=2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■━
■
┗【プログラミング】Flex2で体験するリッチクライアント [10](最終回)

この一ヶ月、MacBookが新しくなったり、Macな話題もことかかなかったのです
が、私のメルマガターンになると、そういう情報も落ち着いてしまってます。
そうそう、前回車を買い替えるという話をしたのですが、早速納車された車も
長野の山奥でエンジントラブルを起こして止まってしまいました(泣)。
いまどきの車は電子制御なんで、旧車と違ってどうして良いのかわからないで
すね。ある意味旧車とは中身の見えるオープンソースみたいなもので、今どき
の車は製品パッケージのようなものですね。故障(バグ)が見つかって自分で対
処できるのかどうか、大事だなぁ〜と感じた瞬間でした。

さて前回[*1]は画像を重ね合わせてみました。今回のメルマガでは、著者名と
タイトルをAmazonWebサービスを使って取得する手法を整理します。

● AmazonWebサービスに登録する
AmazonWebサービスを使うと、今回やろうとしているような、asinIdの商品情報
を取得することができます。
詳しくはこちらのドキュメントが日本語であるので、一読するといいでしょう。
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?docId=451209

まだアカウントを持っていない方は、
http://aws.amazon.com/
から登録しましょう。

登録すると、登録ID(Subscription ID)が取得できます。
これを使ってAmazonWebサービスと通信をすることができるようになります。

● Amazonから商品情報を取得する
Amazonとのデータのやりとりは、FlashからGETパラメータで必要な情報を送り
込み、戻りとしてXMLを受け取るシンプルなRESTインターフェースです。
AmazonへリクエストするURLをgetAmazonRestUrl関数で作っています。

private function getAmazonRestUrl(asin:String):String 
{
    var url:String = "http://webservices.amazon.co.jp/onca/xml?";
        + "Service=AWSECommerceService&"
        + "AWSAccessKeyId="+AWSAccessKeyId+"&"
        + "Operation=ItemLookup&"
        + "IdType=ASIN&ItemId=" + asin + "&"
        + "ResponseGroup=Request,ItemIds,ItemAttributes,Tracks,EditorialReview";
    return url; 
}

パラメータごとの詳細な解説は上記ドキュメントを参照して欲しいのですが、
ここではIdTypeをASINとして、ItemIdで取得したいasinIdを指定します。
レスポンスはすべて取得することもできますが、ここではResponseGroupに書い
た内容に絞り込んで取得します。

● Amazonからの戻り値を取得する
URLを呼び出して、結果を取得するのは、AmazonからCoverFlow用の写真を取得
するインターフェースと同じです。

_amazonLoader = new URLLoader();
_amazonLoader.addEventListener(Event.COMPLETE, completeAmazonRequest);
_amazonLoader.load(new URLRequest(getAmazonRestUrl(asin)));

のようにして、URLから取得できたらcompleteAmazonRequest関数が呼ばれます。
描画のコードは

private function completeAmazonRequest(event:Event):void
{
    namespace ns = 'http://webservices.amazon.com/AWSECommerceService/2005-10-05';
    use namespace ns;
    _xml = new XML(_amazonLoader.data);
}

と、たったこれだけです。AmazonWebサービスで指定されたネームスペースを指
定して、XMLオブジェクトを作ります。
戻ってきたデータはXML形式なので、これでActionScriptから参照しやすい形式
となります。

● XML内のデータを解析する
取得したXMLを解析するのはとても簡単です。
たとえばWeb2.0ビギナーズバイブルのasinIdを指定して戻ってくるXMLは以下の
とおりです。

<?xml version="1.0" ?>
<ItemLookupResponse xmlns="http://webservices.amazon.com/AWSECommerceService/2005-10-05">
  <OperationRequest>
    *** 省略
  </OperationRequest>
  <Items>
    <Request>
      *** 省略
    </Request>
    <Item>
      <ASIN>4839923221</ASIN>
      <DetailPageURL>http://www.amazon.co.jp/......</DetailPageURL>
      <ItemAttributes>
        <Author>伊藤 浩一</Author>
        <Author>大津 真</Author>
        <Author>岸田 健一郎</Author>
        <Author>まえだ ひさこ</Author>
        <Author>安井 力</Author>
        <Binding>単行本</Binding>
        <EAN>9784839923228</EAN>
        <ISBN>4839923221</ISBN>
        <Label>毎日コミュニケーションズ</Label>
	*** 省略
        <Title>Web2.0ビギナーズバイブル</Title>
      </ItemAttributes>
    </Item>
  </Items>
</ItemLookupResponse>

で、本のタイトルは、

ItemLookupResponse
 +-- Item
      +-- ItemAttributes
           +-- Title

という階層にあります。これを取得するにはXMLオブジェクトから
_xml.Items.Item.ItemAttributes.child('Title');
と書くだけで取得できます。_xmlオブジェクトからXMLの階層をたどるようにタ
グ名を.(ドット)で区切っていくだけです。簡単ですね。

● 詳しくはBlogで
これまでの記事を含め、下記Blogで補足しています。
http://my.opera.com/sizuhiko/blog/index.dml/tag/CoverFlow
本記事について、引き続きこちらで詳しく解説&Flashのデモも実行しています
ので、ぜひご覧ください。

● 最後に
これまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。こんな機能もFlex
版CoverFlowに欲しいぞ!という場合は、ぜひBlogにコメントください。
よろしくお願いします。(きしだ)

[*1] これまでのメルマガアーカイヴ
  第1回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/209.html
  第2回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/214.html
  第3回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/228.html
  第4回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/232.html
  第5回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/238.html
  第6回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/244.html
  第7回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/251.html
  第8回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/257.html
  第9回: http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/260.html
_______________________________________________________________________
この記事への評価にご協力をお願いします。
URLをクリックして、「ご協力ありがとうございました」のメッセージがご使用
のブラウザに表示されれば投票完了です。
良かった:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=E0012-10&choice=0
普通:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=E0012-10&choice=1
イマイチ:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=E0012-10&choice=2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━--■--●--■ 
■
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「あなたが好きな鍋は?」のホントのところ。
寒くなってきて、鍋が美味しい季節になりました!好きな具を選んだり、実は
お野菜がたくさん食べられたり、みんなでワイワイ盛り上がったり。鍋最高!
最近は変わった鍋も出てきて、バリエーション豊富で飽きないのも鍋のいいと
ころですよね。みなさんは何鍋が好きですか??

  水炊き
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=0
  みそ鍋
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=1
  キムチ鍋
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=2
  カレー鍋
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=3
  もつ鍋
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=4
  それは秘密です。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=224&choice=5
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「第2回ファンクション倶楽部があれば参加したいですか?」の結果
は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol223/PlonePopoll_results2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━--■--●--■
■
┗編集後記

こんにちは、編集人のナガタユウコです。毎年恒例のオブラブカレンダーのデ
ザインが完成しました!壁に貼り出してスタッフみんなでチェックしていたの
ですが、自分達で作っておきながら、今年も良い出来だなぁと自画自賛してし
まいました。デザイナーのきしださんに感謝!
そんな素敵なオブラブカレンダーは、12月5日の忘年会イベントに参加された方
にノベルティとして差し上げます。みなさまぜひ忘年会イベントに遊びにいら
してくださいね☆
 イベントのお申込みはコチラから!
→ http://www.objectclub.jp/event/2008winter/
また、「モデリングコンテスト」も絶賛開催中です!奮ってご応募ください!
→ http://www.objectclub.jp/community/modeling/contest3/

今週の強引な一言
*** 底に底あり(ことわざ) ***
内情にまた一段深い事情がひそんでいること。込み入っていて一通りではわか
らない事情があること。
この程度のミスなら大丈夫だろうと自分では思っていることが、実は他の人や
チーム全体にとっては重大なミスであるかもしれません。ミスや疑問はみんな
で共有し、致命的になる前に解決するようにしましょう。
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版
(ナガタユウコ)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━--■--●--■
● ご意見、ご感想は         ⇒このメールに返信ください
〇 配信中止、アドレス変更は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/help/
〇 免責事項、過去の記事は   ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/
■ 発行:オブジェクト倶楽部 ⇒http://www.ObjectClub.jp/
Copyright (c)2003-2008 オブジェクト倶楽部. All Rights Reserved.
powered by Eiwa System Management, Inc.