Date:  Wed, 09 Jul 2008 18:29:34 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2008-26号】
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                          No.242 2008/7/9

■ I N D E X
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┣【Topics】オブラブ2008夏イベント 資料公開中です!
┣【Topics】フリーペーパー「EM ZERO」の紹介
┣【特集】夏イベントのこころみ - オンラインKPT
┗【イベント】「RubyKaigi2008」参加レポート

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 オブラブ2008夏イベント 資料公開中です!
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7月1日(火)、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、オブジェクト倶
楽部の夏イベントが大盛況のうちに終了しました。多くの皆さんにご来場いた
だきました。心より感謝申し上げます。
講演、ワークショップ、ライトニングトークスなど、今回は本当に盛りだくさ
んの内容でした。講演資料も下記にて公開を始めました。この後も順次公開予
定です。お楽しみに!

▼オブジェクト倶楽部2008夏イベントHP
 http://www.ObjectClub.jp/event/2008summer/

▼イベントの感想やブログのトラックバックはぜひコチラまで!
  「ラブ・オブラブ」 オブジェクト倶楽部スタッフブログ
  http://d.hatena.ne.jp/objectclub/

  トラックバックの方法については、コチラの記事に説明があります。
  http://d.hatena.ne.jp/objectclub/20080702/1214997359

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 フリーペーパー「EM ZERO」の紹介
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「EM ZERO」というフリーペーパーをご存知ですか?人と技術を中心に、ソフト
ウェア開発の未来を模索する、そんなメディアです。今イベントでも配布しま
したが、たちまち完売してしまいました(無料だから売ったんじゃないけど)。
オンラインでも閲覧できるようになっています。ぜひご覧ください。

株式会社マナスリンク - EM ZERO
http://www.manaslink.com/emzero.html

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┗【特集】夏イベントのこころみ - オンラインKPT

今回のイベントでは「オンラインKPT」という試みをしてみました。
いままでのイベントでは、壁に大きな模造紙(巨大PostIt)を貼り出し、そこに
参加者のみなさんの意見を付箋に書いて貼ってもらうという形で意見や感想を
出してもらっていました。

(意見はKeep=よいこと、Problem=よくないこと、Try=こうしたらいいんじゃ
ないかという意見、という3種類に分けています。Keep/Problem/Tryの3つなの
で、KPTと呼んでいます。詳しくは「ふりかえりガイド」をどうぞ[*1])

今回は模造紙と付箋を廃して、携帯からリアルタイムで意見を発信できる仕掛
けを用意してみました。
講演中やワークショップ中に、今のがよかった!と思った瞬間には「拍手!」、
イマイチだなーと思ったときは「残念!」と、その場ですぐに携帯からパパッ
と送れるようにしました。コメントを入れることもできます。

▼当日ついたコメントは、こちらから読めます。
  http://www.yattom.jp/kpt/links

この仕組みで、会場の雰囲気や参加者の皆さんの意見が、リアルタイムに共有
することができました。実際に始めてみると予想以上のアクセスの多さにビッ
クリです。講演の印象的な言葉やキーワード、疑問に感じたこと、「ムズカシー
!」という感想などがガンガン書き込まれていきます。

スタッフ側もいろいろと参考になりました。寒いとか暑いとか、昼の食堂でな
にかトラブルがあったらしいとか、オンラインKPTのバグや改善案などもたくさ
んありました。対応できることにはすぐその場で対応する、参加者とスタッフ
のコミュニケーションパスにもなったわけです。さらにはシステムの修正・改
善もその場で意見を受けてやっていました。

やっぱり紙のKPTもほしいね、という話もありましたが、今回のオンラインKPT
は
・参加者同士
・参加者とスタッフ
・参加者とシステム

それぞれをリアルタイムにつなげ、雰囲気を共有しつつ盛り上げることができ
ました。次回イベントでも、改善を加えつつ採用したいと考えています。
(オブジェクト倶楽部事務局)

[*1] : ふりかえりガイド(オブジェクト倶楽部)
       http://www.ObjectClub.jp/community/pf/#material
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┗【イベント】「RubyKaigi2008」参加レポート

皆さんこんにちは。本日は、6月20日〜22日の3日間にわたってつくば国際会議
場で開催された「RubyKaigi2008」の参加レポートを、新入社員 下濃義史がお
送りいたします。

今回のRubyKaigi2008は「多様性」をテーマに開催されました。私自身、Rubyを
始めて1年程度、RubyKaigiへの参加も今回が初めてということで、新参者とし
てRubyコミュニティに受け入れてもらう側での参加でした。

まず、テーマの「多様性」のとおり、技術的な話以外にも様々なテーマのセッ
ションがありました。東京大学の増原英彦氏によるRubyを使った教育に関する
セッションでは、プログラミング初心者に対する教育にRubyを用いた実例を示し
て、Rubyを教育に用いるメリット、Ruby特有の落とし穴などについて述べられま
した。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の大場光一郎氏、高井直人氏によ
るセッション「Real-World Enterprise Ruby」では、大企業におけるエンタープ
ライズ分野でのRuby採用に到るまでの道のりを示され、企業側の視点では生産性
は問題ではなく、いかに利益につながるかという点を強調することがRuby導入に
成功する秘訣だということでした。このように、さまざまな視点の発表を聞き、
開発者以外の視点からRubyがどのように見られているのか、ということを知るこ
とができました。

また、印象的だったのはデモを採り入れたプレゼンテーションが多かったことで
す。Charles Nutter氏によるセッション「JRuby: Ready for Action」での
JRuby+Swingの組み合わせを生かしたGUIアプリケーション制作のデモや、
佐々木竹充 氏によるLightning Talk「RubyとODEでピタゴラ装置」での、
RubyGL、 物理描画ライブラリを組み合わせた3D空間を移動するデモなど、聴衆
に対して 実例を「見せる」プレゼンテーションが数多くありました。中でも驚
いたのは、 LaurentSansonetti氏によるセッション
「The future of Ruby in Mac OS X」の中でのRich Kilmer氏のデモで、なんと
前日の夜に作り始めたライブラリHotCocoa[*1]を使って、GUIアプリケーション
作成の実演をしていました。たった一晩で目の前で動作するものを作り上げてし
まうところに、Rubyプログラマの生産性の高さを感じました。

そして、私にとって最も印象的だったのは、斎藤ただし氏によるLightning Talk
「Industrial-Designed Language: Ruby」でした。斎藤氏のプレゼンテーショ
ンの内容は「Rubyは人間に優しい設計でGood Designだから、工業製品としても
優れている!」というものでした。当日のアクシデントでスライドを映すこと
ができなかったにも関わらず、工業デザインに関する平易な説明を交えた斎藤
氏のプレゼンテーションからは熱意がひしひしと伝わってきて、思わず聞き入っ
てしまいました。

最後に、私が今回初めてRubyKaigiに参加した感想として皆さんにお伝えしたい
ことは「参加を迷っているなら、是非来年は参加して下さい!」ということで
す。もしあなたがRubyでプログラムを書いたことがあり、Rubyという言語を「面
白い」と感じているのであれば、きっとRubyを愛する方々からの良い刺激を受け
られるかと思います。

[1] : RubyCocoaプログラミングを簡単にするためのライブラリ。Rich Kilmer氏
曰く、たった320行のコードで書かれているらしい。
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「ぜひ語ってみたいことって?」のホントのところ。イベントの懇親会
では、ワールドパブと題しテーマを持って気軽に誰もが参加できるスペースを
作り出してみました。お酒が入るとどうしても盛り上がりすぎてしまいますが、
みなさん楽しそうにしていたことが印象に残りました。さて、もしもあなたが
ワールドパブに参加するとしたら、どんなことについて語ってみたいでしょう
か?今後の参考も兼ねて、ぜひ教えてください。

  技術系の話題(言語や製品など)。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=0
  マネジメントや人材育成系の話題。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=1
  業界のことについて。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=2
  全然仕事に関係ない楽しい話題。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=3
  イベントの感想や体験のシェア。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=4
  エンジニアのキャリアについて。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=5
  Agileなどの開発プロセス。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=6
  夢や憧れについて(人、仕事、現場など)。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=7
  それは秘密です。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=207&choice=8
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「7月1日はなにしてましたか?」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol206/PlonePopoll_results2
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┗編集後記

こんにちは、編集人です。私たちオブラブスタッフは、先日のイベントのふり
かえりを行いました。アンケート一枚一枚に目を通したり、「KPT」をしました。
ふりかえりをやってみて思ったのですが、思った以上にふりかえりは深い!
というのも、イベントや活動をもっと良くしてゆくという目的のほかに、メン
バーのいいところを発見する機会にもなったからです。
ふりかえりの場で新たに判明したことがありました。もしかしたら知らずに終
わってしまっていたかもしれないことですが、メンバーがふりかえりの場で教
えてくれたからこそ、知ることができたことがあります。
具体的には某スタッフの「メチャクチャカッコイイ〜!」話で盛り上がったので
すが、個人的にはその場にも居合わせたので、その心配りに「ありがとう」と感
謝の気持ちを伝えたいなと思います。ふりかえりはカイゼンに向けて行われる
オーソドックスな手法ですが、私にとっては新しい発見の機会にもなりました。
(上田雅美)

今週の強引な一言
*** 「じゃあやらねえ。当てる自信がねえからよ」(スレッガー・ロウ) ***
技術者の性でしょうか、厳しいと感じたり無謀だとは思っていても、お願いさ
れると、多少無理をしてでも頑張って何とかしようとする人は多いと思います。
それでなんとかなればいいですが、時として泥沼にはまっていく一歩にもなり
かねません。「頑張ってみます」という言葉はとても悲しい響きを持っていま
す。
無理な時は無理と言い、自信が無いときは自信がない、とはっきり言う。その
上で対策や次善策をみんなで考えればよい話で、個人がリスクを負う必要はあ
りません。個人ではなくチームで戦うソフトウェア開発においてはそういう観
点が大切です。もし、あなたがリーダーという立場であれば、メンバーが正直
な気持ちをちゃんと言える雰囲気をつくることから始めましょう。
出典:機動戦士ガンダム第31話
(dot.)

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