Date:  Wed, 18 Jun 2008 18:02:15 +0900
Subject:  【オブジェクト倶楽部: 2008-23号】
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                          No.239 2008/6/18

■ I N D E X
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┣【Topics】アジャイル開発トラック 追加募集のご案内(6/18)
┣【Topics】RubyKaigi2008で会いましょう!
┣【特集】夏イベント先取り情報!電子回路工作トラック
┃        〜ブレッドボードから始めるCPUへの道〜
┗【書評】Railsレシピブック 183の技

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 〇 アジャイル開発トラック 追加募集のご案内(6/18)
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あっという間に満席になってしまった「アジャイル開発トラック」!
若干名ですが、追加募集をします。概要は下記のとおりです。

【追加募集概要】

開始日時 : 6月18日(水)
申し込み : http://www.ObjectClub.jp/event/2008summer/
           参加登録より確認してください。

キャンセルの連絡が事務局に届き次第、申し込みサイトを予約可能な状態にし
ています。大変お手数ですが、追加募集にエントリーを希望されるみなさんは、
こちらをチェックしてください。

〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
 〇 RubyKaigi2008で会いましょう!
  〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・
RubyKaigi2008に、オブジェクト倶楽部も協賛しています。

6月20日(金) 0thDayには、オブラブスタッフもブースにてお待ちしています!
ご来場の折には、お気軽にお立ち寄りください。

http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2008/

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┗【特集】夏イベント先取り情報!電子回路工作トラック
          〜ブレッドボードから始めるCPUへの道〜

こんにちは。永和システムマネジメントの千葉です。
オブLOVEイベント2008夏で電子回路工作トラックのスタッフをやらせていただ
きます。よろしくお願いします。

皆さん、コンピュータの中身ってどうなっているか知っていますか?
今回のイベントのもう1つの目玉である電子回路工作トラックでは、「ブレッド
ボードから始めるCPUへの道」と題して、デジタル回路を作成し、CPUへ至る道
筋をゆっくりと辿ります。

ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、ご安心を。
・ハンダ付けしません
・数式出てきません (※もし出てきても「ふーん」くらいで聞き流せばOK)
・バディシステムで、あなたを一人にしません

バディとともに、手のひらに最小のコンピュータ(加算器)を作ってみませんか?

■講師紹介
●講師:斎藤 良太氏  有限会社ライジングシステム
 XPJUGスタッフ:
 http://xpjug.s270.xrea.com/
 計算尺愛好会:
 http://www.keisanjyaku.com/
 IFCONスタッフ:
 http://www.ifcon.jp/
 携帯黒電話愛好家

●メインスタッフ:芦沢 嘉典氏  株式会社アークシステム
 XFDクリエーター(元チームかくたにXFD担当)
 代表作:
 自分で創るはじめてのXFD講座:
 http://www.ObjectClub.jp/event/2006christmas/session.html
 XFDコレクション 2004年冬:
 http://www.ObjectClub.jp/event/2004christmas/pdf/talks/asizawa.pdf
 がっくしムービー:
 http://www.ObjectClub.jp/event/2004christmas/pdf/talks/gacksy.wmv
 XPairChange:
 http://www.ObjectClub.jp/download/files/event/2005christmas/talks-ashizawa.pdf

■講演内容
見て、触って、作って、解る電子回路工作
〜ブレッドボードから始めるCPUへの道〜

少しだけ、真面目にデジタル回路を作ります。実際に電気信号を追って、論理
回路の動作を理解しましょう。
※内容は作成中のため、予告なく変更される可能性があります。

1.ダイオードとトランジスタの実物に触れます。
       ↑見たことあります?
2.LED(発光ダイオード)の点灯方法が解ります。
       ↑基本ですよ基本。
3.抵抗のカラーコードが覚えられます。
       ↑あまり役にはたたないが。
4.AND/OR回路をダイオードと抵抗で作成します。
       ↑すごく簡単な回路で拍子抜け。
5.NAND回路をトランジスタとダイオードと抵抗とコンデンサで作成します。
       ↑ちょっと複雑。
6.NAND回路を組み合わせて、記憶回路を作成します。
       ↑二人で仲良く作りましょう。
7.NAND回路を組み合わせて、加算器を作成します。
       ↑もう、ディスクリート(個別部品の回路)じゃムリ。
8.加算器を組み合わせて、多桁計算してみます。
       ↑ああ、ICって素晴らしい。
9.電子工作のお約束、ラジオをつくりましょう。
 (コイルは500ミリリットルのペットボトルに巻く予定。)
       ↑全然関係ないけどこれは外せない。

手巻きコイル! これは楽しそう。私も作ってみたいです!
初めて作ったラジオが鳴った瞬間は感動ですよねー!

皆さんのご参加を心よりお待ちしております!(千葉)
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┗【書評】Railsレシピブック 183の技

はじめまして、オブジェクト倶楽部の浦嶌と申します。今までずっと幽霊部員
をやっておりましたが、この度メルマガデビューの機会を頂くことになりまし
た。どうぞよろしくお願いします。

さてさて、ついに発売された「Railsレシピブック 183 の技」、皆様もうお読
みになったでしょうか? 本書は「日本Rubyの会」会 の高橋さん、オブジェク
ト倶楽部きってのRailsマニア諸橋さんというゴールデンタッグによって執筆
された贅沢な逸品です。

本書はその名の通り、Railsにおける一般的な解法を多数収録しています。し
かしながら、ただのレシピ集と侮るなかれ。その幅広さと実用性にかけては
他に並ぶものを知りません。

本書の立ち位置は、次の文章によく表れています。

「…もはや普及期に入りつつあるRailsであれば、一から試行錯誤することも
ありません。著者らを含めて、すでにいろいろな蓄積があります。ちょっと
困ったことがあっても、これらの先例を調べることができれば、多少は安心し
ながら未知へと挑むことができるようになるでしょう (「はじめに」より)

そう、この本は著者お二人方が歩んできた「Rails Way」そのものです。日本
でも指折りのRails使いが辿ってきた道をレシピ集という形でコンパクトにま
とめあげた、またとない書籍です。これを活用しない手はありません。

Railsを始めたばかりで右も左もわからない人でも、それなりに
Railsを使いこなしていると自負している人(そんな風に考えていた時期が私に
もありました)でも、本書を紐解けば新たな発見の10や20は見つかることと思い
ます。

初心者の方であれば、Railsの各コンポーネントについて書かれた第2〜5章に
一通り目を通すのがおすすめです。Railsが提供する機能を知ることで、より
「Railsらしいやり方」を学ぶことができます。「自分のアプリケーションに
ちょっとしたエッセンスを加えたい」という方には「プラグインとライブラリ」
の章が参考になるでしょう。

すでにガンガンRailsを使っておられる方ならば、巷には情報が少ない応用的
なトピックについてのレシピが役に立つでしょう。例えば「キャッシュを使う
(レシピ41)」「ビューの一部分をキャッシュする(レシピ108)」などはいかがで
しょうか。これらのトピックはチュートリアルなどでは触れられないことが多
いと思いますが、真面目にパフォーマンスを考えるなら避けて通れない部分で
す。また、本書は「どうやればできるか」だけでなく、「どういう場合に有効
なのか」がきちんと書かれているのも良いところです。

レシピの中には、コラムという形でより深い部分を解説したものもあります。
例えば「1対多の関連での参照先を設定する(レシピ 60)」のコラムは
「#size, #count, #lengthの違い」です。お恥ずかしいことに、私は全然知り
ませんでした…。

私のプロジェクトでは、本書は「RailsによるアジャイルWebアプリケーション
開発」と並んで欠かせないものとなっています。貴重な「Scaffold後」を扱う
書籍として、Railsを使うすべての人におすすめします。(浦嶌)

■「Railsレシピブック 183の技」
   高橋征義、諸橋恭介 (著) ソフトバンククリエイティブ
   Rails上手になるための定番テクニック!
   Ruby on Railsを使いこなすための特選レシピ集。初めてRailsを使う方から、
   すでにRailsでいくつかアプリケーションを作ってみたけれどももっとより
   よい方法を知りたいという方まで、すべてのRailsプログラマ必読の一冊。
   Rails 2.0/1.2両対応。 
   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797336625/xpjp-22
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ

今週は「仕事の中での幸せは?」のホントのところ。じっくり話しを聞いてみ
ると、私たちはいろいろなところで「よかったな。」とか「幸せだな。」と感じて
います。同じチームでも違いがあったり、同じ体験の後でも感じることは人そ
れぞれです。さて、読者の皆さんは仕事の場面で「どんなことに幸せを感じてい
ますか?」

  誰かに喜ばれた。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=0
  自分の好きなことを本気でやっている。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=1
  信頼、頼りにされている。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=2
  何かに選ばれた。特別な扱いを受けた。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=3
  (よくなるために)進んで変化を起こした。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=4
  自分にしかできないことがある。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=5
  チームで成果を出した。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=6
  難しいと思う局面を乗り越えた。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=7
  お、思い出せない!
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=8
  それは秘密です。
     http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=204&choice=9
  ちょっと語らせて!
     詳細をこのメールに返信ください!!

アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「時々困るビジネスマナー」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol203/PlonePopoll_results2
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┗編集後記

こんにちは、編集人です。今年のイベントプログラムを見て、「おや?オブラブ
恒例のワールドカフェがないぞ」と不思議に思った方はいませんか?ふふふっ。
今年は私とナガタユウコが企画担当してお贈りします。なんと!「ワールド・パ
ブ」に変身です。懇親会の場がそのままワークショップという画期的な催しを企
画中。つまり、ひきつづきものすごく学びになるという寸法なのです!
(やるなぁ〜。あたし。)
●オブラブスタッフブログ
 「ラブ!オブラブ!」 http://d.hatena.ne.jp/objectclub/20080610/

ということで、ご安心を!
ちなみにテーブルごとにテーマを設けてディスカッションをしたいと思います。
「こんなテーマだと盛り上がりそう!」というネタがありましたら、感想と一緒
に編集までお寄せください。(このメールに返信ください。)
みなさまのご参加、楽しみにしています。

今週の強引な一言
*** 雨降って地固まる(ことわざ)***
雨の降ることは悪いできごとのようだが、そのためにあとで地面が固まり、よ
い結果も生じるという意味。予測もしなかったようなことが起きると、チーム
が混乱したり、プロジェクトに大きな影響が出ます。本当にできごとに感謝で
きるようになるのは、きっと、その効果が分かってからじゃないでしょうか?
雨が降っているときには、それなりに過ごすしかありません。天気によって、
過ごし方をかえるのは、仕事においてもいいヒントになります。(上田雅美)

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〇 配信中止、アドレス変更は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/help/
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