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Date:  Mon, 14 Aug 2000 10:20:28 +0900
From:  Chieko EGUCHI <cheese@....jp>
Subject:  [XP-jp:00717] Re: XP and PSP
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <20000814095650.7F65.CHEESE@....jp>
In-Reply-To:  <NEBBLCBLMJKDLAMIAMIGCEKKCJAA.mishii@....jp>
References:  <20000811101147.9134.CHEESE@....jp> <NEBBLCBLMJKDLAMIAMIGCEKKCJAA.mishii@....jp>
Posted:  Mon, 14 Aug 2000 10:17:51 +0900
X-Mail-Count: 00717

石井さん、

お忙しいところ、お返事ありがとうございます。

On Sat, 12 Aug 2000 10:14:49 +0900
"Masaru Ishii" <mishii@....jp> wrote:
> > 毎朝ペアを決めるところまではできそうですが、さて、その次の段
> > 階。「このペアでは、今日は、××をする」という目標が明確になっ
> > ていないと、仕事にとりかかれないと思うのですが、その辺の目標
> > 設定はどうされているのでしょうか?
> 
> これについては,開発作業にとりかかる前にCRCカードセッションを
> 行って補っています.このセッションを行うのは,今のところ2週間に
> 一回ぐらいの割合で,半日ぐらいかけて行ってます.
> 
> CRCカードセッションで何をしなければならないか,ということを
> 開発者全員が理解できるようブレーンストーミングします.ここで
> 大体のクラス構成や作業量がわかります.そうすれば,何をしたら
> いいかわからない,というようなことはあまり起きません.

なるほど。。
「開発者全員」というところが大切ですね。

設計スキルを持っている人だけで設計して、そうでない人は言われ
たとおりにコーディングしている、、というのでは、回らないわけ
ですよね。

うちのプロジェクトですと、全員がブレーンストーミングに
Activeに参加できるレベルにあるかどうか疑問なんですけど、でも、
こういうやり方を積極的に取り入れて、スタッフのスキルアップを
図るというのも必要かな、、、と感じました。

半日/2週間、、、これ位の頻度だったら、在宅スタッフも集まれ
るかもしれないです。不足分はメールで補えるでしょうし。

とても参考になりました。ありがとうございました。


> CRCカードセッションについては,ご希望であればまた次のメール
> で補足します.

ぜひ、また、お時間のあるときにでも、教えて下さい。

#VXPの方でもCRCセションが行われるようなので、ちょっと、楽し
みにしてます。。。傍観者で申し訳ないです。参加したかったので
すが、確実に作業をこなす自信がなかったので、遠慮してしまいま
した。


> > ベンチャーのような小さな企業ですと、どうしても
> > ・人材の粒がそろわない
> > ・人の出入りが激しい
> > という問題があります。これをクリアするのに、ペアプログラミン
> > グは打ってつけだと思うのですが、私のプロジェクトですと、在宅
> > 勤務者の割合が高いため、物理的に同席してのペアプログラミング
> > はできない状態です。
> 
> そうですね.うちも小さな企業なんですが幸い在宅勤務の人はいない
> です.在宅でやるのは難しそうです.

「幸い」ですか。。。
やはり在宅では難しいのでしょうね。

以前、このMLで「XPを部分的に導入するのは難しい」という発言を
見たような気がするのですが、でも、プロジェクトマネジメントの
思想としては、部分的にでも使えるものがあるはず、、と信じて、
いろいろ検討しているところです。

今後ともよろしくお願いします。

Chieko EGUCHI
cheese@....jp