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Date:  Tue, 8 Dec 2009 18:28:49 +0900
From:  Akiya Mizukoshi <akiya.mizukoshi@....com>
Subject:  [XP-jp:05416] Kruchten博士特別セミナー「アジャイルは単に廃れつつある流行語なのか?」
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <1b7500630912080128q60f8321i6e2594f4e3393f33@....com>
X-Mail-Count: 05416

XP-jp MLの皆さま
アジャイルプロセス協議会の水越です。

今週土曜日にフィリップ・クルーシュテン博士をお招きしてアジャ
イルプロセスに関する講演をいたします。
アジャイルの今後に興味がある方は、この機会にぜひご参加ください。

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Kruchten博士 特別セミナー
「アジャイルは単に廃れつつある流行語なのか?」
http://www.agileprocess.jp/modules/eguide/event.php?eid=31

◆概要
来る2009年12月12日(土)、東京新宿において、ブリティッシュ
コロンビア大学 電気コンピュータ工学部のソフトウェア工学の
教授であるフィリップ・クルーシュテン(Philippe Kruchten)氏をお
招きし、特別セミナーを開催いたします。当日は、通訳がついて
の講演となります。会員及び一般の皆様の参加をお待ちしており
ます。
当日は申し込みページから以ダウンロードできる資料を印刷して
お持ちください。

【主催】アジャイルプロセス協議会
【日時】2009年12月12日(土)10時00分〜12時00分(開場 9時30分)
【会場】株式会社豆蔵
〒 163-0434
東京都新宿区西新宿二丁目1番1号
新宿三井ビルディング34階
【参加料】当協議会会員:無料、非会員:3000円
【定員】定員 50名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。

◆講演要旨
ソフトウェア開発の世界をエクストリーム・プログラミング(XP)、
スクラム、クリスタル、リーンソフトウェア開発のようなアジャ
イル開発手法が支配しようとしている。これらの手法は、新ため
て人を重視するという点で、ソフトウェア開発に大きな恩恵をも
たらし、大きな成功を示している。しかし、これらの手法は万能
薬ではない。つまり、「1つで全サイズを賄う」ソフトウェア開発
の手法はないのである。アジャイル手法をそのまま使う場合、か
なり限られた「スイートスポット」ではよく機能する。アジャイ
ル開発のプラクティスの伝道者の多くが良いプラクティスを伝道
するにも関わらず、それらが有効だと実証された環境から完全に
切り離してしまうのはとても不幸なことである。それでは、自分
のプロジェクトがあまり典型的ではない場合には、アジャイル手
法を取り入れない方がよいのだろうか?本セミナーでは、与えら
れたプロジェクトの環境を規模、チームの所在、ガバナンス、重
要性、システムの年齢、ビジネスモデル、アーキテクチャの安定
性、変化の割合という8つの概念で分析するための枠組みを紹介す
る。さらに、この枠組みを使って特定のプロジェクト環境に合う
ようにアジャイルプラクティスを選択、適合する方法を紹介する。
また、環境によっては、ソフトウェアアーキテクチャという概念
とアジャイル手法が非常に補完的で、互いをよくサポートすると
いうことを示す。ジレンマは、アジャイルかウォーターフォール
か、アジャイルか規律か、アジャイルか計画駆動か、にあるでは
ない。ジレンマは、むしろ適合と予測にあるのである。つまり、
どれくらいの不確実性に対処しなくてはならないのか?という点
である。我々は、アジャイル主義者の後の時代に来ており、実践
者はアジャイル手法をより厳しい目で眺めており、状況に応じて
アジャイル手法のプラクティスを適度に「昔のやり方」で補うよ
うになるだろう。PMP認定をまだ捨てないでください。

◆講演者プロフィール
フィリップ・クルーシュテン(Philippe Kruchten)は、ブリティッシュ
コロンビア大学の電気コンピュータ工学部のソフトウェア工学の
教授である。2004年からのブリティッシュコロンビア大学での勤
務以前は、30年間に渡り、産業界の電気通信、防衛、航空宇宙、
運輸の分野で大規模でソフトウェアが多用されているシステムの
設計に携わってきた。クルーシュテン博士は、1999年から2003年
にラショナル社はIBMに買収されるまで期間に渡り、ラショナル
統一プロセス(RUP)の責任者であった。博士の経験の一部は、
”RUP 4+1ビュー”というアーキテクチャ設計手法などの形でRUP
に組み込まれている。博士が現在興味を持っている研究分野は、
主としてソフトウェアアーキテクチャであり、特にアーキテクチャ
上の判断や判断プロセスであるが、アジャイルソフトウェアエン
ジニアリングプロセスにも興味を抱いている。クルーシュテン博
士は、Ecole Centrale de Lyonで機械工学の学位を授与され、
Ecole Nationale Superieure des Telecommunications (Paris)で情報
システムの博士号を授与された。博士は、IEEE, ACM , AISの会員
であり、ブリティッシュコロンビア州のProfessional Engineerの資
格を取得している。

■ プログラム
発表内容、講演者等については変更の可能性があります。
10:00-10:10 開会
10:20-11:50 講演 「アジャイルは単に廃れつつある流行語なのか?」
11:50-12:00 閉会