平鍋です。
ちょっと前の話題ですが。。。
At 15:58 04/01/06, you wrote:
>平澤です。
>
>>ちょっと外れますが、例えばクラシックピアノには、
>>ある程度定型化された(よく認知された)練習方法ってあり
>>ますよね、バイエルとか。また、クラシックギターなどにも、
>>メソッド、と呼ばれる教育方法があります。
>
>なるほど。
>
>まだ構想だけですが、モデリングの詰め将棋を作れる気がしています。
>
>簡単な課題(注文と注文明細、ツリーの組織など)を与えて、
>・ヘッダー−明細
>・木構造(GoFのCompositeや再帰)
>とかを答えさせる練習問題集です。
>そのまま概念モデリングのパターン集になるかもしれませんね。
詰め将棋、というのとは違う感じがしています。手筋集かなと。
詰め将棋は、かなり「ミステリ=意外性の文学」のようなところがあって、
理論的に「よい手」を指していく感じではないので。はっと驚く捨て駒や、
普通は読みから捨てる筋悪の手が、詰め将棋の肝だと思います。
逆に、手筋集であれば、「パターン集」にできます。
「3歩もったら端に手あり」
「継ぎ歩に垂れ歩」
「金底の歩」
「送りの手筋」
「金は斜めに誘え」
などなど。最近のコンピュータ将棋プログラムは、損得計算、序盤定跡、詰みの読み
以外にも、手筋ロジックを持っているようです。たとえば、「桂馬を持っていたら、
敵の駒で銀以上の価値のものが、ひと枡開けて並んでいないか探す。あれば、
ふんどしを掛ける手を読む。」
あと、少し飛躍しますが、「アーキテクチャ」という意味だと、「戦型」がこれに
対応するでしょうね。大域的な構造を示しています。「矢倉」、「4間飛車」など。
それぞれに、数多くのバリエーションがあり、「中座飛車」などの
新しいアーキテクチャも生まれます。
すみません、話が発散しましたが、パターン、アーキテクチャと将棋の類似性
について書いてみました。
以上