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Date:  Sun, 26 Oct 2003 16:06:54 +0900
From:  Kenji HIRANABE <hiranabe@....jp>
Subject:  [XP-jp:04704] Re: アジャイル開発カンファレンス参加レポート読みました。
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <3F9B728E.180DBF78@....jp>
References:  <3F90CB20370.0DEDAKASAKA.H@....jp> <3F9A16E4.CC1E0EF0@....jp> <20031025182055.E4F9.AKASAKA@....jp>
X-Mail-Count: 04704

赤坂さん、
平鍋です。

Hidehiko AKASAKA wrote:
> > 特に、「変化を抱擁せよ」というが、抱擁できないもの(開発言語
> > の決定、セキュリティ)もあり、それを「高リスク制約」と呼んで
> > 特定している点。プロセスとしての「リーン開発」を支える、組織として
> > の「チーフエンジニア制度」などへの言及、が面白い点です。
> 
> なるほど、影響の大きいものを特定しているのですね。
> でもレイヤ分割、スケーラビリティといった要素は、アーキテクチャ要求(品質
> 要求)だと思うので、ペアプロはじめる前のアーキテクチャのスケッチの段階で
> 気を付けておくべきものですね。
> # でもこれらの要求が、開発途中で変わることもあるのですね(苦笑)。

ぼくもそう思っています。XPでいう、「アーキテクチャスパイク」で
すべてこれを満足できるか?というと多分難しい。ぼくの私見では、
イテレーション0、すなわちZFI(Zero Functional Iteration)にて、
赤坂さんの言われる「アーキテクチャのスケッチ」を、リスク検討も
含めてやっておくべきだと思います。(これをやるとRUPに近い ^^;)


> また(蛇足ついでに)、名言集の冒頭にあった、
> 「夢を現実にするのは人である」
> 「夢見ることができれば、それは実現できるのです」
> という言葉が大好きです。

言い言葉ですね。最近知った、Karman(流体力学)の言葉で、

  Scientists discover the world that exists;
  engineers create the world that never was.

というのがあります。「実現する」ということに、勇気をくれます。


> GoogleのImage検索してみましたが、良く分かりませんでした。
> # もったいぶらずに、公開してくれば良いのにぃ(爆)。

Laurie Williams で、Google 検索(イメージでなく)すると、
彼女のページが先頭に引っかかり、そこに写真が。。。

> 了解しました。楽しみにしています。
> # "[XP-jp:04605] 責務,変更,シンプル..."あたりの続きですね(^o^)
> # でも私には、あまり暖めているネタはないのですが(^^;;

それそれ。^^;

-- 
平鍋 健児
(株)永和システムマネジメント
hiranabe@....jp
0776-25-8488