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Date:  Sat, 25 Oct 2003 18:57:21 +0900
From:  Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Subject:  [XP-jp:04702] Re: アジャイル開発カンファレンス参加レポート読みました。
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20031025182055.E4F9.AKASAKA@....jp>
In-Reply-To:  <3F9A16E4.CC1E0EF0@....jp>
References:  <3F90CB20370.0DEDAKASAKA.H@....jp> <3F9A16E4.CC1E0EF0@....jp>
X-Mail-Count: 04702

平鍋さん、こんにちは。
赤坂です。

Kenji HIRANABE <hiranabe@....jp> san wrote:

> > 平鍋さんの「アジャイル開発カンファレンス参加レポート」
> > http://www.objectclub.jp/adc/explain.html
> > 拝見しました。
> 
> 上記の中に、Mr/Mrs Poppendieck の「リーンソフトウェア開発」の紹介
> スライドがあるので、是非見てください。結構力入れて訳しています。

この資料、とても参考になりました。公開して頂いてとても感謝しています。
翻訳本の出版が待ち遠しくなりました。
# 原書読めば良いのに >自分(^^;;

> 最近、トヨタの本をよく読んでいます、その関係で、訳注も最近
> 付け足したりしたものもあります。

ありがとうございます。早速、確認させていただきます。

> 特に、「変化を抱擁せよ」というが、抱擁できないもの(開発言語
> の決定、セキュリティ)もあり、それを「高リスク制約」と呼んで
> 特定している点。プロセスとしての「リーン開発」を支える、組織として
> の「チーフエンジニア制度」などへの言及、が面白い点です。

なるほど、影響の大きいものを特定しているのですね。
でもレイヤ分割、スケーラビリティといった要素は、アーキテクチャ要求(品質
要求)だと思うので、ペアプロはじめる前のアーキテクチャのスケッチの段階で
気を付けておくべきものですね。
# でもこれらの要求が、開発途中で変わることもあるのですね(苦笑)。

ちょっと蛇足ですが、「開発」と「生産」のところに
"ディズニーランドにおいて、品質とは何か?"
  "すべてのゲストがすばらしい時間を過ごす"とありますが、
私はウォルトディズニーの本(名言集)にも、ちょっと似た言葉がありました。
確かディズニーランドオープン間近(施設は完成していた時)の言葉で、
たくさんのゲストが来て楽しんでくれて、はじめてディズニーランドが完成する
というような言葉だったと思います。
# もしかして、結構歪曲しているかもしれませんが(^^;;

また(蛇足ついでに)、名言集の冒頭にあった、
「夢を現実にするのは人である」
「夢見ることができれば、それは実現できるのです」
という言葉が大好きです。

> > 私個人の要望としては
> > 
> > ・大好きなワインバーグの基調講演について,
> >   もうちょっと詳しく教えていただけるとありがたいなぁ。
> 
> あー、私も実は全部聞けなかったんです。彼の新作本を読んで
> 分かったのですが(牛尾さんに教えてもらった)彼の奥さんには
> 犬の調教師のクライアントがいるらしく、「だからあんなに
> 犬がたくさん出てくるビデオが撮れたんだー、」と後日納得しました。
> 
> カンファレンスでは、休み時間や夜のアルコールタイムには、
> いつでもワインバーグの回りに人がいました。
> リラックスした雰囲気の中で、昔話なんかを語って、最後に
> ジョークを言って、周りが笑う、というアメリカ映画みたいな
> いい雰囲気を持つ方です。

いい小父さんなんでしょうね。私も機会があれば是非お会いしてみたいです。
# DDJに寄稿しているAl Stevens氏にも逢いたいな...。

> > ・平鍋さんが一番嬉しかったという,一緒に踊った
> >   Laurine Williamsさんの写真が見たいなぁ
> >   # 別にツーショットでなくて結構です(笑)
> 
> 検索すると簡単に写真ページに引っかかりますよ。ただ、どの写真
> も、フけて移ってますね。実際はもっと若々しいです。

GoogleのImage検索してみましたが、良く分かりませんでした。
# もったいぶらずに、公開してくれば良いのにぃ(爆)。

> > P.S.
> > またメルマガ「オブジェクト倶楽部(2003-18号)」の
> > 平鍋さんの記事,とても参考になりました。
> > 
> > SPR(Single Responsibility Principle)の現代風の解釈
> > 
> > >   クラスに変更が起こる理由は、一つであるべき。
> > > A class should have only one reason to change.
> 
> この件、また別途コメントさせてください。暖めているネタがあります。。。

了解しました。楽しみにしています。
# "[XP-jp:04605] 責務,変更,シンプル..."あたりの続きですね(^o^)
# でも私には、あまり暖めているネタはないのですが(^^;;

それでは。

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(株)オージス総研
赤坂 英彦 (Hidehiko AKASAKA)
akasaka@....jp
  ─ 「思い」がすべてを決める。