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Date:  Thu, 28 Aug 2003 00:20:00 +0900
From:  Hidehiko AKASAKA <akasaka.h@....com>
Subject:  [XP-jp:04664] Re: アジャイル開発に【自然な役割】は必要? (Re: 「 AnExtremeProgrammingEpisode 」の翻訳版を掲載しました)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030828001043.1F3E.AKASAKA.H@....com>
In-Reply-To:  <20030827132847.7614.AKASAKA@....jp>
References:  <20030826100444.F3BE.ANC04864@....COM> <20030827132847.7614.AKASAKA@....jp>
X-Mail-Count: 04664

こんにちは、赤坂です。

Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp> san wrote:

> > > 後者について、チーム学習手法として以下のレビューが挙げられています。
> > > ・顧客のフォーカスグループレビュー
> > > ・ソフトウェアインスペクション
> > > ・事後評価
> > > これらを効果的に使うことで、学習効果が得られるとあります。
> > 
> >  赤坂さんの感じでは、この学習手法で、「自然な役割分担が出来る様に育つ」
> > 実感を持つことは難しいですか?  (難しいとすると何が足りないでしょうか?)

レビューといったチーム学習だけでは難しいと思います。
もちろん、卓越した技術スキルを持ったメンバーがいることによって
「自然な役割分担」を他のメンバーが学んでいくことはあると思います。

卓越した技術スキルを持ったメンバーが存在しないケース(通常はこのケースだ
ろう考えます)では、それぞれのメンバーがトレーニングを積むことによって、
この自然な役割分担の感覚を掴んでいく必要があると思います。

私の意見は、それぞれのメンバーの日々の努力と、レビューによるチーム学習の
組合せによって、そのモデリングセンスが「育つ」のではないかと思います。

# 最近、社内の組み込みチームでモデリング勉強会をやってもらっています。
# 毎日の様に、モデリングをネタに考えたり話し合ったりしていたら、
# モデリングのセンスが(若干ですが)、向上したように感じています。

ではでは。

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赤坂 英彦 (Hidehiko AKASAKA)
akasaka.h@....com