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Date:  Fri, 15 Aug 2003 04:43:12 +0900
From:  Shigeru GOUGI <ANC04864@....COM>
Subject:  [XP-jp:04593] CRC カードと XP
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030815035613.92AB.ANC04864@....COM>
In-Reply-To:  <JZ20030814233848.61918464@....jp>
References:  <20030814094751.928D.ANC04864@....COM> <JZ20030814233848.61918464@....jp>
X-Mail-Count: 04593

渋川さん、
ごうぎです。
やっとこそ後半部分です。

# 件名を変えました。適当な件名でないかもしれません。(汗)

 まず、一つ前のメールも含め、CRCセッションは私は次のサイトのページで記述さ
れているものしか勉強していませんので齟齬があるかもしれません。失礼がありまし
たらご容赦ください。
http://www.csc.calpoly.edu/~dbutler/tutorials/winter96/crc_b/

On Thu, 14 Aug 2003 23:38:48 +0900 
Shibukawa Yoshiki-san wrote:
:
> プロトコルの設計は「責任」というよりも「契約」と呼ばれるんじゃないでしょ
> うか?責任の設計は重要だと思います。契約は後に延ばせるならばできるだけ延
> ばします。

  『プロトコルの設計を「責任」』とは考えていませんでした。強く責務を意識す
ると「インターフェース間のプロトコルまで意識する」ということでしたが、「強
く意識する」というのが曖昧だったと反省です。「強く意識する」というのは、「抽
象度の高いところまでも意識する」というニュアンスを持たせていました。
 つまり「抽象度の高いところまでも責務を意識するならアーキテクチャを意識する
ということでしょうから、これはXP的にどうかな?」ということが言いたいことでし
た。うまく書けていなくてすみません。 

> まとめると、
> 
> 1.ストーリーカード→タスクカードの間で責任分担を決める
> 2.責任分担はCRCセッションで行う
> 
> いかがでしょう?

 クラスが良く分からない姿に大きくなったとか汚くなった場合の3S(整理・整頓・
清掃)的なリファクタリングを減らすため取り組みとして、あらかじめCRCセッショ
ンをすることで責任分担うまく行っておこうというアイデアはとても有効なように
思います。
 ただ、私はもう少し抽象的な所を扱う部分(コアとなる部分)での責務の話が気に
なっていました。そしてそれが本当にCRCセッションで可能なのかなという所がまだ
見えないところです。(コアを作らないなら不要な話しではありますが)

> CRCの入門は僕のCマガの記事(2003/5)でもいいんですが、本当に使うならピアソ
> ンの「実践CRCカード」を読まれると良いと思います。

 「実践CRCカード」ほうは出る出るといいながら翻訳を随分まったのですが、待ち
すぎて、このメールの最初で書いたURLのページでまかなっていたのですが、是非買
ってまとまった知識を入れてみたいと思います。Cマガも取り寄せてみます。

 関心ごとは、XP向きのコアを持った設計モデルの作成をCRCセッションでどの程度
まかなえのるかです。

#「XP向きのコアを持った設計モデル」とはどういうものかさえ良く分かっていない
# です。f^^;
# 随分悩んだのですがうまく書けてないかもしれません。ご容赦ください。 m(_"_)m 
--
 Shigeru Gougi  < mgougi@....com >
 http://www.wingnest.com/gougi/