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Date:  Thu, 12 Jun 2003 15:53:46 +0900
From:  SEI Hideki (清秀紀) <seih@....net>
Subject:  [XP-jp:04463] Re: コミュニケーション
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <87smqfrdl1.wl@....net>
In-Reply-To:  <200306110708.h5B78kO35329@....jp>
X-Mail-Count: 04463

At Wed, 11 Jun 2003 16:08:55 +0900,
Horikawa Masahiro wrote:
>   ワインバーグがその本の中で、明記しておく最も有用な方法として推奨してい
> るのが、ビデオ・テープ・インタビューであることを指摘させてください。(p23
> 6)
> 
> つまり、明記するといっても、『文字による記録』に拘っているわけではなく、
> 「口頭によるコミュニケーションとテキストによるコミュニケーションの比較」
> という議論における例には不適当な気がします。

手元の『要求仕様の探険学』を参照してみました。確かにちょっと
違う文脈ですね。

引用します――

    私たちは、かつて私たちが試みたどんな方法よりも、受け入れ
    られやすく、有用な理由文書化方法を一つ見つけた。設計者と
    利用者のビデオ・テープ・インタビューだ。

ここでは、利用者の「期待」に対しどんな「理由」で設計をしたか
を記録するための方法として、ビデオに言及しています。

私が (頭の中で勝手に) 想定していたのは、もっと詳細なレベルで
の (顧客にそもそも知らせる必要のないような)、設計・実装の選
択理由でした。

この想定においては、ビデオは不適当だとも思います。

# えーと、このへんの話はXP-jpメーリングリストの範疇なのでしょ
# うか? 正直なところ、よく分かりません……。

-- 清