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Date:  Wed, 11 Jun 2003 23:28:31 +0900
From:  木村 伸一 <kimura363@....com>
Subject:  [XP-jp:04460] Re: 会議革命
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <D1C93BFE5EFDD2119C2C00902745F64205728A9C@OSK-M1>
X-Mail-Count: 04460


 平鍋さん、こんばんは。
 きむらです。

>もう1つの共通点は,身体性ですね.「声に出す」(日本語),
>「視覚に表す」(三色),「立つ・車座になる」(会議)など,
>随所に身体感覚へのこだわりが見えます.これもXPとの共通点
>だと思います.また,SECIモデルの「暗黙知」を積極的に「身体知」
>と言い換えているのも,注目に値すると思います.

 そうですね。
 その他にも。
 カードを触る。
 ホワイトボードを指差す。
 マーカーを振りかざす。
 白い平面に、文字や図形を躍らせる。
 ペアプログラミングで席を替わる。
 お菓子を食べる。(いっしょに。)
 笑う。
 拍手する。

 じっとしているだけではわからないことって多いですね。
 また、形から入る、ということもありますね。

 記号操作だけでは得られない、意識や発想の飛躍と
いうのは、体からの刺激によって触発されることがある
のでしょうか。

 ところで、暗黙知は身体知と言い換えられていますが、
外に出された知識のほうも、形式知という言葉では少し
堅苦しさを感じます。
 もう少しいい感触の言葉はないものでしょうか。
 「表現知」? 「媒体知」?
 「身体知」から「媒体知」へ・・・というのも語呂がいいかも。