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Date:  Mon, 9 Jun 2003 20:51:43 +0900 
From:  木村 伸一 <kimura363@....com>
Subject:  [XP-jp:04446] 口頭と文書の最適配分ってどこにあるのでしょうね
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <D1C93BFE5EFDD2119C2C00902745F6420569F4F6@OSK-M1>
X-Mail-Count: 04446


 こんにちは。
 きむらです。

> XPでは、それはどのように実践されるのでしょうか? XP関連では
> 「ドキュメンテーションは必要最低限」という文をよく見かけます
> が、具体的にはよく分からないというのが正直なところです。

 清さんがおっしゃるとおり、難しいところですね。
 たぶん「口頭と文書、どっちを取るか?」ではないのだろうと思い
ます。

 問うべきは、どんな場面で口頭を選び、どんな場面で文書を
選べば、チームが活性化するか? 最小のコストで最大の効果を
得られるか? でしょうから、目的ごとに採用したい手段は異なり
ます。

 情報の応酬・アイディアの開発なら、口頭と手書き。
 (手書きは紙かホワイトボード。電子化はデジカメ。索引はパス名。)

 要約した内容・整理された知識なら、電子テキスト。
 (Wikiはいいですね。バグトラッキングや課題管理には影舞。)

 ある程度練った考えや意見を交すには電子メール。
 (パソコン通信やインターネットの掲示板もよいですね。)

 美麗さなら、ワープロ・DTP。
 (印刷も考慮するならPDFでしょうか。)

 分厚さなら、自動生成。
 (・・・。RoseやTCCでリバースしたりメーリングリストを添付。)

 もっと具体的に状況を想定すれば、状況ごとの好ましい手段
にもまだまださまざまなバリエーションがあることでしょうね。