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Date:  Sat, 07 Jun 2003 22:11:03 +0900
From:  SEI Hideki <seih@....net>
Subject:  [XP-jp:04443] Re: コミュニケーション (Re: XP  関連近刊情報)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <57C32CF63F3E38seih@....net>
In-Reply-To:  <.2003385738.300293122.30754262.366714@....jp>
References:  <.2003385738.300293122.30754262.366714@....jp>
X-Mail-Count: 04443

At Fri, 06 Jun 2003 18:27:31 +0900,
Shimizukawa Takayuki <shimi-ta@....jp> wrote
>   難解で分厚いドキュメント作成に高いコストを払うな。
>   "分かりやすくてコストが安いドキュメント"="ソースコード+口頭"。

> ですが、本当に必要なドキュメントは作成するべきだと思います。

〔中略〕

> こういった、選択とその理由というものは、ソースコードには(意図的にコメ
> ントとして埋め込まない限り)残らないものだし、ソースにも機能にも残って
> いない事を口頭で継承するのは非常に難しいです。

XPでは、それはどのように実践されるのでしょうか? XP関連では
「ドキュメンテーションは必要最低限」という文をよく見かけます
が、具体的にはよく分からないというのが正直なところです。

繰り返しになるかもしれませんが、私の考えを述べておくと――

    最終成果物としての (形式ばった) ドキュメンテーションを最
    低限度にしつつ、プロジェクト進捗の高い効率・高い教育効果
    を得るためには、コミュニケーションを記録するのがよい。こ
    の目的においてコミュニケーションを記録するには、電子テキ
    ストが現時点ではベスト。

    口頭でのコミュニケーションの大切さは理解しているが (つも
    りだが)、向いていないことや穴もある。それをカバーするた
    めには、電子テキストによる記録をフルに活用する。副次的に、
    高い教育効果もえられるので、かけるコストに見合うリターン
    を得られる。

こんな感じです。

-- 清